専門家指導に行ってきました! | ゾノ先生の新しい運動教室

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先日は練馬区八坂小学校にて

専門家指導に行ってきました。 


テーマは粗大運動と姿勢改善を頂きました。

今回印象的だったのが、終了後に先生方から

1人の生徒が普段は完璧主義で周りができて

自分が出来ないと感じると「もうやらない!」ってなる子なんですが、今日は出来ていなくても

最後までやり通してくれた事、

そして最後に誰かやる人いる?

と先生が聞いた時に1番で名乗り出た事。

普段じゃ見られない光景でびっくりしました。

との事でした。


「出来た」か「出来ない」の評価になっていると、子どもたちも自己評価が

他人と比較する評価になりがち。 


私は授業の時に、これは完成度を目指してない。

大きさ、速さ、高さなど種目に応じて

評価する基準を伝えることで、

子どもたちが今何を頑張れば良いかを

明確にしています。


そして、なぜ出来ないのか?を伝える

今のは見る位置を直すだけで良くなるよ。

足の位置はどうするって言ってたっけ?

そう!覚えているね。

次はそこ意識してやってみよう!

など失敗した原因と出来るために

何をすれば良いかを明確にする事で、

考える事をシンプルにしてあげています。


どうしてもまだまだマルチタスクが出来ない特性のある子達なので、まずは「出来る!」

という土壌を作って、自己肯定感を上げてから

考えさせる様にして授業を進めて行く事が

必要です。


最後はマット運動をやって、

逆立ちやハンドスプリングにも挑戦!

無理ー!と言ってた子どもたちが、

補助ありでも出来る様になると、

自信満々の顔になっていきます。

その顔見るのがたまんないんですよね😆