
「もうロックは聞かない」と、思っていたのだけれど、
この子達はとても良くて。。。
ので、毎日聞いている。
大体、朝の掃除はこのCDを聞きながらノリノリでやる。
中年のオッサンが気持悪いわ~とか、思いながらも、
ノリノリで聞いてしまう。
いい歳したオッサンが、何をもって10代のガールズバンドを聞くのか?
以下、理由を述べる。
簡単に言うと、椎名林檎とaikoを足して2で割ったような音楽。
単純に、こういう音と才能を持ったタイプの女の子を
懐かしいな~なんて思いながら、
こいつら今の時代に、こんな音楽で、こんな歌詞書いてたら、
絶対モテないだろうな~と、確信してニヤニヤするのです。
なにしろ歌詞がいい。
情けない歌詞で、モテない側の人間の感情を見事に表す。
あ~わかるわ~、と歌詞カードを見ながらニヤニヤする毎日。
このあたりも、強烈に気持ちが悪い。
でも、繰り返すが、僕はこの、非常に情けない、モテない、
だらしない感じの音楽にめっぽう弱いのです。
それゆえに、ノリノリで聞いてしまう。しかも朝から。
6曲目、「量産型彼氏」と、
10曲目、「花」の歌詞などは、
情けなさ過ぎて、居ても立ってもいられなくなるほど。。。
圧巻は8曲目、「昼夜逆転」。
この手のラブソングを10代の女の子に歌われたら、
37歳の中年おやじだろうが、なんだろうが、
「キュン」としてしまう。
このあたりも、強烈に気色悪いと思うが。。。
まあ、でも、安っぽい予定調和の恋愛ドラマよりも、
こういう情けないラブソングの方が、僕のツボには深く入る。
ユーチューブで動画をご覧いただければ分かると思うが、
いわゆるこの子はブ○イクで、
でも、その反骨心がギターの音に表れていて、
とれもカッコよいのです。
なにしろ声がいい。
椎名林檎のような妖艶さを醸し出しながら、
偏愛と、それが同じレベルで享受されない日常や
異性に対する妬みそのものな曲からは、
aikoと同じレベルの強烈な執着を醸し出す。
しかも、時に妙な角度から飛び込んでくる巨大な母性は、
全く新しい女性シンガーの性を感じてしまう。
それらの強烈な個性と表現性をしれっと歌い、
後味を残さずにポイッと歌いきって次の曲へ向かう、
なんともいえない残酷なツンデレは、何よりも今の時代を表していると思う。
それがたまらなくツボで、
もう、とうぶんのあいだは、
おじさんはこの子達の曲を聞き続けると思います。