毎年、正月になるとなんだか分からない妙なサッパリした気分になって、
正体不明のやる気みたいなものが湧き上がってくるという、
まぁ、ものすごいわかりやすいヤツなんですけど、
今年はいつにも増して凄いのがきた。
ビジョンとかイメージとか、そんな生やさしいものではなくて、
朝日が輝く大海原の上に半紙が広がり、
その上に毛筆で「やるぞ!」と大書きしてあるような、
すごくベタな、ミもフタもないガッツが涌いてきてしまった。
批評性ゼロというか、ただのバカというか、、、
こんなのは未だかつてなかった。
でも、気持ちがいいのでこれで行くことにした。
自分はもう、美容師という仕事が
生体機能に組み込まれてしまっている生き物なので、
この「毛筆・やるぞ!」は、世の中のなんだらかんだらを
リトマス試験紙的に表示しているのだとおこがましくも思う。
要するに、「やるぞ!」で、もう充分なのです。
「やるぞ!」と、言い切って走る事が今必要なのだと。
その走りっぷりをまず見せてなんぼだ。
走りっぷりが良ければOKだし、ダメならダメだし、
ダメっぷりもまた味があるなしでいろいろだし、
とにかく、
それだけです、今必要なのは。
何をどうやるのか?
それをどう見て、どう受け取るのか?
そういう手続き的な批評機能は、もうみんな体の中に備わっているとすべし。
その手続き的なところばっかり考えていると、
今の時代、ダイナミズムを完全に見失ってしまう。
「いい仕事するぞ!」
で、充分。
日本人独特の、批評性や美意識を大げさに論理化する以前に、
いつの間にか組み込まれた美容師としてのプロフェッショナルを
今年からめざましく発揮していこうと思えたのです。
覚悟と決意と情熱を持ちながらも、
自然体でもって、サロンに立っております。
今年もよろしくお願いいたします。
SPOB 代表 大澤正俊