6月30日 チャレンジ防災講座
こんばんは!
久しぶりの登場、事務局長です。
先々週から、10日近く、熱を出して、
ずっと学校を休んでいました。
あ、ママたちのフリマの次の日から!笑
学校の課題、授業が、すごいことになっていますが、
10日も家で寝たきりだった、私。
昨日は、細江介護予防センターで行われた、
『チャレンジ防災フェア』に遊びに行ってきました!
いつも通り、東北交流館さんの東北の物品の販売の
お手伝いをさせていただきました。

今回は、館長が、10月に一時帰宅したときに撮影した、
福島県双葉町の様子の展示も行なっていました。

2011年3月11日、地震がおきてから、
何も変わっていない、町の様子。
倒れたままの家、盛り上がったマンホール
人の気配のない町並み・・・
展示の準備をしながら、苦しくなりました。
さて、このイベントは、チャレンジ防災講座、ということで
親子連れが多かったです。
親子で防災のことを学べるブースがありました。
買い物ゲーム
アレルギーのことを学べるブース
新聞紙でスリッパづくり、ゴミ袋でカッパづくりブース
ボーイスカウトによる、ロープの結び方を学ぶブース
浜大生による防災クイズブース
AEDを学ぶブース
館長の娘さんと、一緒にこれらのブース全部回りました。
(各ブースの景品もきちんともらいました。笑)
会場には、起震車もきていました。
私も、人生初挑戦!
震度5弱を体験しました。
目の前の机につかまってしまうほどの結構なゆれだったのですが
隣に座った、館長のむすめさんは、
「まだまだだね。私あのときぶっとんだもん」と言っていました。
震度7。
どれだけゆれたのかを考えると・・・・・・・・。
来場者の方の多くは、震度7を体験していらっしゃいました。
みなさん、必死に目の前の机をつかんでいて、
揺れがとまると、みんな放心状態でした。
起震車から降りてくると、「全身の筋肉つかった・・・」
とおっしゃっている方がいらっしゃいました。
さて、午後は、東日本大震災により、福島県から浜松市に自主避難されている
大竹さんの講演会がありました。
大竹さんは、11歳と3歳のお子さんを連れて母子避難されています。
大竹さんのお話は、実体験に基づいて、これが必要だったとか、
こんな風にするといいよというお話をたくさんしてくれたので、
すごくためになったように思います。
講演会場には小さいお子さん連れの方も聞きに来ていて、
いざという時何が役立ったかという話に、興味津々でした。
震災が起きた時、避難生活、家族の状況などについても話してくださいました。
お子さんたちのお話をされる時は、涙を流されていました。
地震が起きて、学校に子供を迎えにいった時、
子どもたちが大泣きしていた様子や、
子供が自分に会えてよかったと言ってくれた様子などは、
言葉をつまらせて話されていました。
更には、娘たちが、福島出身だからという理由で結婚できなくなったら・・・
というお話の時も言葉をつまらせていました。
大竹さんご家族とは、夏のツアー以来仲良くさせてもらっており、
お子さんたちのことも知っているので、
私も、目頭が熱くなりました。
慣れない土地での生活。
一番の頼りは、東北交流館だと話してました。
つらくなったら、交流館へ行き、
そこにいる人たちと、東北弁でお話をする。
それだけで元気が出ると。
交流館の存在の大事さをあらためて感じました。
大竹さんの話の中で強調されていたのは、
母は強し、決断力ということです。
子どもたちのために動かなきゃいけないこと。
たくさんの情報がある中で、いろんな情報に惑わされず、
自分を信じて自分で決断することの大切さ。
大竹さんは、夜お子さんたちの寝顔を見て、涙を流す時もある、と
話してくださいました。
交流館の館長もよく、
「おれらは先が全く見えない、人生の『仮の』レールを歩かされている。」
と話してくれます。
私には、夢があります。
自分の努力次第で叶えることのできる夢が。
それだけで、どれだけ自分は幸せなんだろう、と
これまでの活動の中で強く感じています。
前のまったく見えない生活
何が正しいか分からない生活
それでも子どもたちのために動かなきゃ
決断しなきゃいけない
みなさんのすごさ、強さを感じるとともに
自分の情けなさを感じます。
私たちは、東日本大震災に遭われ、つらい思いをしている方たちの思いを
理解することはできないと思う。
経験していないし、その境遇に身を置いていないから。
でも、じゃあ、何が出来るのだろう。
何をすべきなのだろう。
「何もしない」ってことが答えじゃないことは
分かっているから・・・。
また、みんなで考えて、活動していきたいなって
感じました。
さてさて、チャレンジ防災フェア
とても充実した1日になりました。
おかげで風邪も完治しました!笑
今回、交流館の支援員の方、お二人とも
ゆっくりお話をすることが出来て、
とても嬉しかったです。
ありがとうございました(*^^)v
さて、今日から、7月。
う~ん。早い。
そろそろ、大学生にとって恐ろしい時期ですね~。
頑張りますよ!私は!!!
それでは☆!