NPO団体スポアートサポートとうかい OFFICIALBLOG -56ページ目

『遺体~明日への十日間~』


皆様の記憶には欠片も残ってないであろう
久しぶりの登場。
副代表かとーです(`・ω・´)

バイト終わり寝れない夜中のつぶやき。
おしゃんにお香炊きながら(。・ω・。)


先日、メンバーで映画を見たわけですが。

何年ぶりの何回目の映画館だったであろうか笑


『遺体~明日への十日間~』
泣くだろうなーとは思ってたけど、案の定柄にもなく号泣でした。


“遺体安置所”

聞いてパッと思い浮かびます?イメージつきます?
自分は全く想像つきませんでした。

映画は本当にリアルだった。
リアルって、
自分は直接あのときあの場所にいたわけじゃないし、
言い方がなんだかある意味失礼な気もしますが・・・

とにかくリアルでした。

自分がもしあの場にいたら?

どんな行動をとって、どんな言葉を発して・・
何も頭に浮かびませんでした。
ホントに何も。

描かれてたのは10日間でしたが、
あの状況が何ヶ月も、
しかもさらに規模を大きくして続くと思ったら。


今まで活動する上で、
何が求められているか、どういう支援が必要か、
いろいろ考えてきましたが、

見た直後に真っ先に出てきたことは
「ああ、本当に無知だな」と。
自分は震災当時のリアルな現場を見てなかったなと。

無知というか、
なんて説明すれば良いか分からないこのもどかしさ。

ここに来て初めて知ったこんなこと。
初めてみたこんなこと。

知らなきゃだめだなと
見なきゃだめだなと
自分自身も2年前よりうすくなっちゃったんじゃないかと
なんなら東北の人も薄くなってたらどうしようと

なんだかもう見せたくなりましたいろんなひとに
実家の母ちゃん父ちゃんにもバイトの人にも学校の友達にも
ちーちゃい子にも


自分阪神淡路のことあんまり詳しく知らないんですが・・
そういう風にしちゃだめだなと

二十歳の若造らしく騒ぐとすれば
ほんとに見せたい見て欲しい知ってほしい感じてほしい考えてほしい


90分程?の映画ですが
感じることも考えることも
いっぱいいっぱい詰まってます。

だってこんなおバカな自分でも苦しくなるほど。


なんていいますか。
時間が経てば町だってビルだって建つし
人も住むだろうし
でも根本わすれちゃだめやなって思いました。


映画見た日、
ちょうど注文してた本が届きましてね。
震災関連の。
まだ読み始めだけど、
当時ボランティアがスムーズにいかなかったこととか
反面ネットがすごく良く働いたとか、


いまこれを書いてて
SASTがたびたび言う「防災」ってこういうことやなと。


どういうことかって(゚ω゚)
例えば映画を見て、
自分だったら?どうする?何があれば助かる?便利?
ちょっと考えてそれを置いとくだけでも
違うんじゃないかなー

ああーいま見てるこの状況の現場にこうしてあげたい、
これを届けてあげたい

とか思ったら常に備えておけば
同じことが起こっても状況が違ってくるんじゃないかなー

ふと思うことがすごく大事なんじゃないかと。



こんな支離滅裂な文章を書くような人間が
ここまで考えれたんです笑
考えたというか、
ポンポン頭に出てきた、って言ったほうが正しいかも。

わがままを言えば、
この支離滅裂な文から、この、
書きたくても言葉が分からなくて
感情がわからなくて
表現がわからなくて
でも言いたくて
っていうもどかしい二十歳の精一杯のあがきを
感じ取っていただけたらと・・・


気づいたら書き始めて40分!
明日も打ち合わせ、起きれるかしら?


長々と申し訳ないです(´・_・`)
機会があればまた登場しやす!


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。