弱い石から動きましょう。
強い石には近づかないようにしよう。
この石は弱いから繋がるように打ちましょう。
石は繋がると強くなります、地を取るということではなく繋がることを意識してください。
ふんふんと聞いてはいたが、なんだか分ったようで分からない。
こういうことを教えてくれる人は、石の強弱とはなんぞや、ということが当然分っているという前提で話されます。
あまりに当たり前すぎるので(教える人の目線では)、その一歩前から始めることは少ない。
でも「そもそも強い石とはどういう石なのか」を二桁級で言葉にして説明できるなら、二桁級には留まっていません。
5級のワタクシが10級の壁を破れないワタクシに話しかけていると思ってね。
もう、凄く基本的なことを書きますからね。
でも、このことを理解したのは8級くらいという情けない話でした・・・(*v.v)。
そもそも、強い石とはどういう石かということね。
絶対にどうしようが取られない石が最強です。
それわぁ
2眼ある石!!
生きている石とも言いますが、強い石というのはこういう石のことです。
井山さんが束になってかかってきても取られることはない。
どうですか、ビックリしたでしょ?
んん、してないか・・
しかし、これは石の強弱を知る上での基本になることなので記憶しておきましょう。
そこで応用編です。
この2眼ある石と繋がっている石を見てみます。
この石達も取られることはありません。
従って強い石達ということになる。
中央に2眼があります(石数が多いけどね)。
この2眼ができたあとで、左右に石が繋がって辺まで伸びています。
これらは生きている石、取られることの無い石=強い石と認識します。
この石達が生きていることが分からずに取ろうとしたらどうなるか?
はい、このように囲んでしまいます。
っで、ゲゲ!!取れないぜ!と気づきます。
こんな打ち方をするわけがない、と思うでしょ?
確かにこんな単純な図になることはないけれど、ちょっと複雑な配石になると、ワタクシは似たようなことをしていました (-。-;)
さらに、石の数を数えてみます。
黒が29個で生きています。
囲んだ白が42個。
13個も白が多く打っています。
ってことは、黒が、こいつらは取られることはないと認識したとし、それを認識していない白が攻めていたとしたら、13手も多くムダな手を打つという事態が起きるわけです。
つまり黒は手抜きして13個の石を他に打つことができるということです。
これは勝負がついています。
強い石に近づかない、というのはこういうことが分って始めて納得できるようになります。
2眼という超強い石はまだ分かりやすい。
では、2眼はないが強い石、やや強い石とはどういう石かが分かれば打ち方も変わってくる。
っで、次回。
追記 書いていてなんだか自信がなくなってきた・・が、あくまで5級の今の自分の理解と思ってね。
何を言いたいのかサッパリ分からん!とか、凄く間違っている!となれば、この記事は削除します。