囲碁初心者 トッププロと打つ (後) | 囲碁初心者の奮闘記

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囲碁初心者の悩み、戸惑い、落胆、光明、歓喜・・・また落胆と

日々揺れ動く、心の記録です。

住まいから徒歩3分くらいのところで開催された囲碁大会。

噂には聞いていましたが、子供比率が高かった!!
そこに、稽古会ではIさんNクンと一緒に乗り込みました。
会場に着くとIKさんもご夫婦で参加・・ヒューヒュー 仲いいぞ!( ̄∀ ̄)/ ・・多分。

っで開会式。
主催者が挨拶される横で、おぉ!!結城聡九段、石井茜二段が。
結城九段はテレビで見るのと同じやないか!ヽ(*'0'*)ツ・・そらそーだ、子供か!

子供達との対局結果詳細については、本記事の趣旨から外れるので記載しない(←小1、小4にボロボロズタズタに切り刻まれる (TωT))

結城先生と石井先生は、指導碁3面打ちを2回されます。もちろん抽選です。

しかし、あぁいった場では、プロ棋士と並んで写真撮ってください!とか、
サインください!とか、
そういうことはマナー違反なのですかね?

結城先生がポツンと一人でいらっしゃる時も結構多かったのですが、誰も近づかない。
畏れ多いって感じなのかな?

っで、ワタクシとIさんは、あつかましくもズカズカと近寄ってきっちりと握手をしてもらいましたo(^▽^)o
・・なるほど、AKBの握手会とかはこういう感動なんだな、きっと。

しかし、Iさんは若い女性だからいいけど、禿げ散らかしたオッチャンが嬉々として握手を求め手を離さないものだから、結城先生の目に一瞬怯えの色が浮かんだのを見逃しませんでした(-。-;)

1回目の抽選は外れたものの、2回目で結城九段との指導碁をゲット!!ヾ(@°▽°@)ノ

喜びと緊張の内に席に着くと、「(・・むむぅ、こ、このオッチャンはさっきの・・)」と躊躇いの色が先生に浮かびました。

剣豪同士の勝負というのは剣先が触れた一瞬で決まるという。

幼稚園の年中さんから始めたという小1男子。
椅子にマトモに座ると碁盤の端まで手が届かないため、座布団を3枚重ねにしてチョコンと座り、ほほぉ可愛いなって思ったら、石音高くパチンと打たれました。
おわ!っと怯んだ時、1局目の勝敗は決していたのです(ノω・、)

それと同様に(・・何が「同様」か、よーわからんが)、結城先生の一瞬の躊躇いが最後まで尾を引き、棋力8級の星目の碁、気迫で立ち向かいなんとか終局まで打たせていただきました。

・・しっかし、早いですぜぃ!!
3面打ちですが、盤を見られるのと石を置かれるのがほぼ同時!
小学生も早かったけど先生はそれに増して早い!横で打っておられた初段の方が早々にギブアップされてましたが、あっという間に3面とも終了しました。
・・隣の石井先生は、まだ中盤くらいで3人をお相手されてました。

整地でモタモタしてると、チャッチャと手伝っていただきまして、
「1目勝たれてますね」・・もう一度数えられて、「1目勝たれてます」と言われた。

おぉぉ!!Σ(・ω・ノ)ノ!
いや・・指導碁とは重々承知しておりますがとっても嬉しかった!ヾ(@^▽^@)ノ

ふ、小学生にはチト油断しちまったが、本気を出すとこんなもんだぜ ( ̄▽+ ̄*)
思えば握手の時、手を握って離さなかった気味悪さがとってもいい布石だったですわい。
還暦を目前に控えて囲碁を習い覚え、わずか3年余でトッププロと互角に戦うヾ(▼ヘ▼;)という高みにまで到達しちまいました。

囲碁をやってない人はその凄さが分かりづらいでしょうが、ま、たとえれば、体重55Kgくらいの初老のオッチャンが、3年間四股を踏みつづけ、いきなり土俵にあがって白鵬関を寄り切った、と思えばよろしい。( ´艸`)

しっかしなぁ、始めた頃にはこんなこと想像もしなかったなぁ。
トッププロと同じ空間と時間を共有できたことももちろんですが、終局まで潰れなかったこと。
もちろん優しい手ばかりを打っていただいたことは承知しています。

でも、9路盤で右も左も分からずに打っていた頃に比べりゃ、この成長は感動もんだなぁ・・。

続けていればなんとかカタチになるもんだ。
それと・・やっぱり囲碁は面白いぞ!v(^-^)v

そんなことをシミジミと感じ入った1日でした。