サントーシャ
この言葉はヨガの8つの階梯の最初の戒めにある言葉です。
1ヤマ 禁戒
アヒムサ(殺すな、非暴力) 含む5つがあり
2ニヤマ 勧戒
サウチャ 清浄 心身を浄化し清浄に保つこと
サントーシャ 知足 満足な状態 含む5つがあります。
(ハタヨガの真髄から一部抜粋します…)
サントーシャ
満足していない心では、集中統一することができない
ヨギの心は、何物にも不足を感じていないから、いつも満足
している。満足している者は、神の愛を織り、義務を遂行する。
このような人は、真実の喜びを知り、祝福された人である。
満足と静けさは心の状態であるが、心の状態は、民族
信条、財産、学識によって異なり、その違いが不調和を生みだし
この心が意識的にあるいは無意識的に争いを生みだし
それが人を狂わせ、悩ませるのである。
人はあくなき満足を求めて
何かを得ようとしますね。
それが恋愛であれば…?相手に要求し期待をする
自分が思うように相手が動いてくれる事が
満足をもたらす…
でもそのようなことはあり得ませんね?
今は物があふれていて
それでもまだ何かが満たされていない
その満足感はどこにあるのでしょうか?
豊かさは、あなたの心の中にある
昔20代の頃北鎌倉の3日間の座禅会に参加したことがありました。
その3日間は座禅三昧の生活…
その合間に作務といって何か作業をするのですが…
例えば、夕食の支度をするとか
境内を掃除をするとかですね。
食事は質素そのもの
朝は、おかゆと沢庵のみ
そして皆で野菜を刻んで
お昼でしたか?
何か味噌汁のようなものを作ったと思います。
それは最高のごちそうです。
座禅する以外はほとんど私語もなしです。
堂内に入れば正座をして沈黙する
座禅は結跏趺坐か半跏趺坐を組みます。
静けさが広がる中で
ただ座る
夜中の3時に起きて
境内をぐるぐる歩き回る
一挙手一投足すべてが禅
お坊さんの講和もありました。
ちょっと笑えた講和ですが…
皆座禅をしている時
眠気覚ましや意識の目覚めに振るうのが
警策を振る事なのですが…
お坊さん曰く…そのイッカツを入れる時
皆力を込めて、まるで体育会系ののりでバシ!!!と
たたくそうなのです。
(この話を聞いて、日暮れて道遠し…
無の境地へはほど遠い…)
失礼かもしれませんが、私は心の中で笑えました。(笑)
面白い話でしたね~(余談)
わずか3日間でしたが
山にこもったような感覚があり
妹と共に北鎌倉の駅に行くと
社会と隔絶された聖なるスペースに身をおいた3日間
すがすがしさと浄化された感じがあり
また、食物のありがたさをより深く感じました。
座禅の意味をよく理解していない学生が
お坊さんたちのサポートをしてましたが
学生と社会人含め50~60人いたと思います。
沢庵はかまないと食べられないので
どこからか?
パリパリと普通に食べてのでしょう。
その音がたつと
「うるせーぞ~!」と学生が皆に向かって怒鳴るのでした。
私も仕方なくなめるようにして
沢庵噛み切れず飲み込みました。
消化しきれないからお腹がはって(笑)
座禅の無の境地と沢庵を普通に食べることとは
関係ないことでしょうにね~
いくら一挙手一投足といえでも
行法を理解しない形だけとらえると
こんなバカな事になるのです。(笑)
もう1つ思い出したことがあります。
3日間の水なし断食です。
群馬か栃木あたりでしたか?
常磐線に乗って行きましたね…
主宰者はおじいさんで気功を発する人でした。
自然の大木がある所で、力を抜いてリラックスしていると
そのおじいさんが私たちに気を送るのです。
すると…あらまあ 不思議?
体が勝手に動いたり、気に引き寄せられて走りだしたりするのです。
まだレイキなど普及してない頃でしたね。
そして水も飲まず、ただ滝に入るのです。
口がねばってくれば、ただ水で口をすすぐのです。
皆で山の中を歩き、散歩をして
また、滝に入る繰り返し
寝るところは、というと…
ひっそりと神社が祭られていた境内のような所にテントを張りました。
おそらく人はほとんど来ない
本当にひっそり静まりかえった場所でした。
私たちはそのテントで寝起きをしました。
皆で散歩に出た時にちょうど路肩に車がはまり
アクセルを踏んでもそこから出られない
そんな状況に出くわしました。
皆で力を合わせると
その車はわだちから抜け出せたのです。
食べ物をとらなくても火事場の馬鹿力
本当にパワーは源にある
そんな体験をしたものです。
最後の日を向かえ
その日は雨が降り出し雨あしが強くなり
テントが持たない状態になり
結局そこを引き上げる事になりました。
私たちは車でその主宰者のおじいさんの家に駆け込みました。
そこで出されたのがうめぼしです。
ほぼ何も食べずいた数日間
体が酸性に傾いていたのか?
その梅干しのなんとおいしい!事
おいしくて5~6個ほおばりましたね~
体は軽くなりエネルギーが循環し
とても気持ちがよかったですね。
自宅に帰って
ヨガのアサナをやると更に体の動きが柔軟で
ポーズがとてもやりやすくなっていました。
体内に循環するエネルギー
なんともいえない心地よさ…
人間、
ほぼ何もない状態であればあるほど
小さな事にありがたさや満足感を得るものです。
過剰にあると感謝の気持ちもわかなく
それが当たり前のように思ってしまう。
インドやネパールはよく停電がありました。
ネパールは何もない…
観光資源としてあるのが
ポカラの山という印象でした。
ネパールのゲストハウスに滞在した時は
停電は数日ごとにあって
そのたびにロウソクの火のありがたさを感じたものです。
話は変わりますが
電力が足りない…といいますが
原発で汚染され本当に大変な状況
地震もまだまだ起こるでしょう。
世界から見れば日本ほど明るすぎる国はないそうです。
私たちは自然を破壊し
それでもまだ貪る生活を送る必要があるのでしょうか?
生の循環 それは自然と共にあり
めぐりめぐって私たちに帰ってくる。
使い捨ての時代はもう充分です。
地球にごみを増やしたくないものですね。
いくらでも修理すれば使えるのに…
インドでは100円ライターにガスを入れてくれるんですよ~☆
(1990年代の事ですから今はどうでしょうね?)
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