質問
昨日のお話しで、探究者はまず自分の受容能力を気にするべきであり、
ドアからドアへと乞うて歩いてはならないと仰いました。
しかしながら、探究者(サダク)はまさに霊的(スピリチュアル)な成長の途上に障害を
持つ者という意味になります。
どのようにして受容的になるのか知らないのです。
正しいガイドに出会うのはそれほど難しいのでしょうか?
和尚
探究することと尋ねる事は、ふたつの違った事柄だ。実際探究したくない者だけが
尋ねる。探究と尋ねる事は、同じひとつのものではない。
むしろそれは相反している。
探究を避けたい者だけが尋ねる。
探究の経過と乞い求める経過とは、非常に異なっている。尋ねる時
注意は他人へーーー与える者に集中し、探究における注意は自己ーーー
受け取る者へと向かう。
霊的な成長の過程に障害があるとは、探究者自身の中に障害があるということだ。
道もまた内側にあるのだから、自分自身の障害物を理解するのは
それほど難しくない。どのようなものが障害となり、どうすれば取り除けるか、
詳しく説明しておいた方がいいだろう。
昨日語った7つの身体についてだが、ずっと細部に至るまで話していこう。
そうすれば、あなたにもそれがはっきりするだろう。
身体が7つあるようにチャクラ(エネルギー中枢)も7つある。
各チャクラにはそれぞれ対応する身体があり、ある特殊なかたちで繋がっている。
肉体のチャクラはムラダーラだ。
これが第1チャクラで、肉体と不可分のつながりがある。
このムラダーラ・チャクラには、ふたつの機能がある。
ひとつは生まれつき備わっている先天的なもので、もうひとつは、瞑想によって獲得できるものだ。
このチャクラに、先天的に備わっている基本的な機能は、肉体の性衝動だ。
探究者の心(マインド)にまっさきに浮かんでくる問題は、この中心となる機能へ
どう対処するかだ。
さて、このチャクラには、もうひとつの別の機能が眠っている。
それは瞑想によって達成されるブラフマチャリア(性超越)だ。セックスは先天的な機能だが
それが変容されるとブラフマチャリアとなる。
マインドが性的欲望にのめりこみ、それに引きつけられれば引きつけられるほど
ブラフマチャリアという第1チャクラの究極の可能性が実現困難になる。
つまり、自然が与えてくれた条件を2通りに使いえるということだ。
自然のままに生きていくか…だが。それでは霊的成長は始まらない…
あるいはその状態を変容するかだ。
変容の道を歩む時に、ひとつだけ気をつける必要がある。
それは、生まれつき備わった中枢機能と戦い始める危険だ。
探究者が道を歩むうえで、本当に危ぶむべきことは何だろう。
まず最初の障害は、瞑想者が自然の命ずるままだけでいると
肉体の究極的可能性は開花させられず、スタート地点で止まってしまうということだ。
一方欲求が起こると他方で抑圧も起こり、瞑想者は性衝動と戦い始める。
抑圧は、瞑想者の行く手を阻む障害のひとつだ。
これが第1チャクラについての障害だ。抑圧していたら変容は決して起こらない。
では抑圧が障害だとしたら、どうしたらいいのだろう。
「理解」がその問題を解決してくれる。
もし、私たちがそれを意識するようになったら、変容が始まる。
その錬金術は気づきだ。
気づきがそれを変える。それらを変容させる錬金術なのだ。
第1身体でブラフマチャリアにならないかぎり、他の中枢の潜在的機能に働きかかることは
困難だ。
第2身体は、すでにのべたように感情体、つまりエーテル体だ。第2身体は第2のチャクラ
スワディスターナ・チャクラと繋がっている。
このチャクラにも2つの機能がある。元来備わっている機能は、恐怖、憎しみ、怒り、攻撃性だ。
これらは、すべてスワディスターナ・チャクラに先天的に備わる機能から生じる。
第2身体で止まっていたら、それらが変容したまったく正反対の状態ーーー
すなわち愛、慈悲、勇気、優しさが生まれることはない。
第2のチャクラにおいて、瞑想者の行く手を妨げるものは、憎しみ、怒り、攻撃性だ。
それらをいかに変容させるかが問題となる。
だが、ここでもおなじように間違いが犯される。怒りを発散させる者もいれば
怒りを抑圧する者もいる。ひどくおびえている者もいれば、
恐れを隠して強がって見せる者もいる。
だがどちらにせよ、変容は起こらない。
恐れがあるのなら、あると認めなければならない。
隠したり抑圧しても無駄だ。
内側に暴力的なところがあるのに、非暴力主義を隠れ蓑にして、
抑圧しようとしても無駄だ。
声高に非暴力というスローガンを叫んでも、内側に潜む攻撃性は一向に変わらず
凶暴なままだ。これが第2身体の、与えられたままの自然な状態だ。
だが、ちょうとセックスに意味があるのと同じように、それ特有の有用性がある。
セックスなしでは、新たな肉体は生まれてこない。
ひとつの肉体が朽ち果てる前に、自然はもうひとつ別の肉体を用意する。
恐れ、攻撃性、怒りなどは、すべて第2身体に必要不可欠だ。
もしなかったら、いきていくことはできない。
身を守ることもできない。
恐れがあるおかげで身を守ることができ、怒りのおかげで敵と戦う事が出来
攻撃性のおかげで他者の暴力から身を守れる。
これらはすべて第2身体の特性であり、生きていく上で欠かせないものだ。
ところが、たいていの人はそこで止まってしまい、一歩たりとも先へ進まない。
もし恐れの性質を理解したら、勇気が生まれる。
もし暴力の性質を理解したら、非暴力的になる。
同じように、怒りを理解すると寛容性が高まってくる。
実のところ、怒りと寛容性はコインの表と裏のようなものだ。
2つは互いの裏側に隠れているが、このコインはひっくり返さなくてはならない。
コインの表がすっかりわかったら、当然裏がどうなっているのか知りたくなる。
そこでコインが裏返しにされる。
もしコインを隠して自分には恐れや攻撃的なところなどない。
というふりをしたら、勇気や非暴力性は決して知り得ない。
自分の内側に恐れの存在を認め、徹底的に追及すれば、
やがて恐れの背後に何があるのかみたくなるだろう。
この好奇心がコインの裏側を見る勇気を与えてくれるのだ。
コインを裏返した恐れは消える。同様に攻撃性は慈悲に変わる。
これが第2身体の潜在的機能だ。
このように瞑想者は、先天的な諸特性を変容させなくてはならない。
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