和祭り91-1 性暴力被害者の帰還ーー「引揚女性」と管理される身体 | 宮崎光子のブログ

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Vol
7  性暴力被害者の帰還ーー「引揚女性」と管理される身体




1945年8月、満洲や朝鮮半島北部へのソ連の侵攻と日本の敗戦で、剥き出しの
「避難民」へと転落した当地の日本人女性は、しばしば苛烈な性的攻撃にさらされ
ました。帰還した引揚港では、引揚援護院の指導のもと性病の治療と共に中絶手術
が実施されました。こうした女性たちの経験に注目し、植民地支配・戦時性暴力・
女性の身体の管理について考察を深めます。

○日時 11月14日(土)14:00~16:30

○会場/福岡市人権啓発(ココロン)センター研修室(あいれふ8階)

                 地下鉄赤坂駅下車 ℡092-717-1237
○参加費/一般1000円 学生500円   ○定員/70名
○問題提起 山本めゆ(やまもと めゆ)さん
経歴 京都大学大学院文学研究科博士課程
山本めゆ「戦時性暴力の再-政治化に向けてー『引揚女性』の性暴力被害を手がかりに」
『女性学』 vol.22 2015) 山本めゆ 「生存者の帰還ーー引揚援護事業とジェンダー
化された境界」『ジェンダー研究』 vol.17 2015)



Vol
8 考古学は愛を語れるか~地中に障がい者の痕跡をさがす~        


入江貝塚で発掘された縄文時代の人骨。その女性は幼くしてポリオにかかったが、
ほぼ動けない状態のまま 20歳前後まで生きながらえていたのは、縄文人が介護
していたから。ダウン症のお子さんを持たれたことから、太古の障害者の生活が
どのようなものだったかを調査する上角さんに、現代につながる希望と平和の
メッセージを語っていただきます。


○日時12月5日(土) 14:00~16:30
○会場/福岡市人権啓発(ココロン)センター研修室(あいれふ8階)

                 地下鉄赤坂駅下車 ℡092-717-1237
○参加費/一般1000円 学生500円   ○定員/70名



○問題提起 上角智希さん(福岡市埋蔵文化財調査センターで主に金属器の保存処理を担当)