和へ280-7 参考資料
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015043000417
有毒ガスで通行止め=磐梯吾妻スカイライン-福島
福島県は30日、福島、山形両県にまたがる吾妻山を通る観光道路「磐梯吾妻スカイライン」を全面通行止めにしたと発表した。基準値の2.5倍に当たる有毒な硫化水素ガスが発生した。吾妻山は火山活動に伴う入山規制が17日に解除され、スカイラインも同日開通したばかりだった。
ガス発生による通行止めは1959年の開通以来初めて。県は計測回数を1日3回から5回に増やした。解除の見通しは立っていない。スカイラインは福島市の高湯温泉と土湯峠の28.7キロを結び、昨年の大型連休は1万6839台が利用した。
県によると、硫化水素ガスは高湯温泉から12
.8キロの地点で確認された。現場は火山性ガスがたまりやすい地形という。30日午前6時ごろ、巡回中の委託企業の社員2人が、通行止めを実施する基準の2.5倍にあたる25ppmのガスを検出した。(2015/04/30-12:26)2015/04/30-12:26
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ボパール化学工場事故(ボパールかがくこうじょうじこ)は1984年
に発生した世界最悪の化学工場事故である。
2014年現在も工場から漏れ出した化学物質
による周辺住民への健康被害が続いている。[1]
また工場を管理していたユニオンカーバイド
社への訴訟
や責任問題は未解決である。
事故に至るまでの経緯[編集
]
1969年
、アメリカ
のユニオンカーバイド
社の子会社であるユニオンカーバイド・インディア(Union Carbide India Limited: UCIL)が、自社の『セヴィン』と呼ばれる殺虫成分(カルバリル
)を生産するために、インド
のマッディヤ・プラデーシュ州
の州都ボーパール
(भोपाल) に生産拠点を置いた。セヴィンを生産する際に使用されるイソシアン酸メチル
(MIC)の生産プラントが増設されたのは、後の1979年
のことである[2]
[3]
[4]
。
1984年
12月2日
- 12月3日
にかけての深夜、イソシアン酸メチルの入ったタンクの中に水が流入し、発熱反応が起きた。それによりタンク内の温度は200℃にまで上昇し、一気に圧力が上昇、約40t
のイソシアン酸メチル
(MIC) が流出し、有毒ガス
が工場周辺の町に流れ出した。この有毒ガスは肺を冒す猛毒である。有毒ガスは北西の風に乗り、ボパールの都市へと流れていった。
工場の近隣市街がスラム
という人口密集地域であったこと、また事件当夜の大気に逆転層
が生じて有毒ガスは拡散せず滞留したため、夜明けまでに2000人以上が死亡、15万から30万人が被害を受けた。その後数箇月で新たに1500人以上が死亡するなど被害は拡大し続け、最終的にはさまざまな要因で1万5000人 - 2万5000人が死亡したとされる。
http://www.epochtimes.jp/jp/2014/12/html/d56590.html
化学工場で有毒ガス漏れ 42人が意識不明=貴州省
【大紀元日本12月30日】中国貴州省桐梓県に位置する大型国有企業「桐梓煤化工」(桐梓石炭化学工業)で23日午前、有毒ガス漏れ事故が発生し、少なくとも40人以上が意識不明の状態となり、救急車で病院に運ばれた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が29日報じた。
工場周辺に住む多くの住民らはめまいや嘔吐などの症状を訴えた。近所の小学校では一部児童の鼻血が止まらないため、授業が一時中止となった。住民の話によると、地元当局は責任を逃れるため、化学工場から漏れた有毒ガスを吸引して意識不明となった事実を住民に明かさないよう病院側に要求したという。
匿名での取材を希望した住民のひとりが29日、RFAの電話取材に応じ、「具体的な状況は分からないが、今日もまだ強い刺激臭がある。一部の住民はまだ入院している。ネットに流れた情報によると、入院人数はすでに42人に達した」と話した。
「桐梓煤化工」の工場は貴州金赤化学工業株式会社傘下にある大型プロジェクトで、主に肥料やメタノール、オレフィン類、尿素などの製品を生産している。2012年に操業を始めたが、環境汚染をもたらしたことで地元住民から大量の苦情が殺到していた。
工場から出される煙や排気ガスなどの汚染物質が原因で、森林の樹木が枯れ、農作物の生育不良や家畜の死亡につながるほか、多くの住民らは肺疾患や白血病などを罹っている。工場周辺の村では、今年8月から11月まで、少なくとも住民7人が癌などで亡くなったという。
(翻訳編集・王君宜)
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