積み上げたものぶっ壊して、身に着けたもの取っ払って。 | 【走高跳】身長168.5cmの「空跳ぶSE」小池輝のブログ【陸上競技】

【走高跳】身長168.5cmの「空跳ぶSE」小池輝のブログ【陸上競技】

小池輝(こいけあきら)です。

ーーチビでも高く跳べるーー
俺は、その夢を守っていきたい。
あなたに、諦めてほしくないから。

走高跳の技術に関する情報を中心に、
役立つ情報を発信していきます。

こんにちは。小池です。


4/18は、四大学対校という
対校戦の選手として

試合に出場してきました。

だいぶ前の話となりますが、
少し振り返ります。


試合前の調子は比較的良く、

普段、練習では跳べてない
2m00を練習で跳ぶことができて

「これは、いけるかも?」


と思いながら
試合に臨むことができました。


迎えた試合当日。

追い風のコンディションということもあり、
助走はよく走れていました。

踏み切りもよく、
高さを出せていました。


「2m08が跳べれば100点」
そう思いつつ

自己ベスト・日本インカレA標準の
2m14を視野に入れて

試合を進めようと
思いました。


しかし…

身体は浮いてるけど、
バーを落とす。

腰で落としたかと思えば、
ふくらはぎで落とす。


もちろん、それについての
アドバイスを受けましたが、

自分の跳躍が分からなくなり、
ペースを作れませんでした。


結果は1m95。

チームの代表選手として
試合に出たにもかかわらず

期待された結果を
持って帰ることができませんでした。


自分が期待よりはるかに下の結果で
ガックリしました。

悔しさはもちろんですが、
何より無力感を感じました。


「何やってんだろう、オレ」

「俺って何もできない奴なの?」


今までの自分は、
全てハリボテのもの。

表面だけ取り繕って、
実体はない。

自分の今まで積み重ねてきたものが
幻なのかとさえ思ってしまいました。


本当に根こそぎ
自信がなくなり

「もうダメだ」と
落ち込んでいました。


でも、チームメイトの言葉に
救われました。


「お前、考えすぎでしょ?笑」

「考えこんでたって、
結果はそこまで変わらんよ。」

「走り出したら、
考え込んだことなんて
さっぱり忘れちゃうでしょ?」

「もう忘れちゃいな。」


気持ちが軽くなりました。

グズグズしてた気持ちを
切り替えることができました。


やっぱり、
チームメイトからの言葉は

とても身に染みますね。


一日2,3時間を練習で共にし

試合ではチームの活躍を
共に願う仲間。


そういった奴から言われた
アドバイスってのは、

やっぱり格別です。


これからもどんどん
チームメイトを頼っていきたいと思うし

自分がどんどん
チームメイトを励ませるように

どんどん声掛けを
していこう、

そう思えました。


技術的なこととしては、

走りが反りすぎてて
効率の悪い走りとなっていて

特に助走後半に
走れなくなっている。

そうアドバイスしてくれました。


もっと自然に、気持ちよく
走っていこう。

形を作ろうと
必死にならなくていい、

もっと気持ちよく踏み切れば
高く跳べるはずだ。

そういうことと自分は受け取りました。


気持ちよく踏み切っていこうと
強くコミットしていきます。


ではまた。