史上最強の思考停止言葉「〇〇」に秘められた、悪魔の力 | 【走高跳】身長168.5cmの「空跳ぶSE」小池輝のブログ【陸上競技】

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小池輝(こいけあきら)です。

ーーチビでも高く跳べるーー
俺は、その夢を守っていきたい。
あなたに、諦めてほしくないから。

走高跳の技術に関する情報を中心に、
役立つ情報を発信していきます。

頑張る」なんて、
もう古い!


こんにちは、小池です。


今日は4月3日。

昨日・今日で、
多くの大学が入学式を迎えましたね。


大学の新入生のあなたへ。
入学おめでとうございます。



今回は

超!便利で使いやすいが
史上最強の思考停止言葉!

頑張る

という言葉に秘められた
悪魔の力

について書きます。




「気持ちを新たにして、
頑張っていきたいです」

「今年は、
昨年以上に頑張ります」

「限界に挑戦するため、
ギリギリまで頑張ります」



入学式・入社式・入寮式で
こういった言葉を
聞きませんでしたか?


新年度ということもあって
「頑張る」という言葉を
よく耳にしているはずです。

この
「頑張る」という言葉は

やる気を表現する言葉として

使用頻度で
圧倒的な1位を
マークしているはずです。


陸上の応援では、
使用頻度が金メダル級です。


「ゴーゴーレッツゴーレッツゴー〇〇!」
(ゴーゴーレッツゴーレッツゴー○○!)

「頑張れ〇〇!」
(頑張れ〇〇!)

「ファイトだ〇〇!」
(ファイトだ〇〇!)



このようなコールを

高校時代に
陸上競技の経験がある人は

耳にタコができるほど
聞いているはずです。


(ちなみに、大学の応援でも
このコールは用いられています。)




街中で友達と電話してる時でも
使えますし、

激励会やプレゼンなどでも
使えます。


服や靴みたいに、

カジュアルな場だろうと
フォーマルな場だろうと

使うことができる言葉です。



「頑張ります!」
「おう、頑張れよ」


たったこれだけのやりとりで、

自分と友達、自分と先輩など

両者の間で
前向きな気持ちが通じた感を
持つことができる、

とても優れていて
便利な言葉ですよね。


とても使いやすい言葉
「頑張る」ですが、

調べてみると
面白いことが分かりました。


面白いと思って
さらに調べてみると、


頭に電流が走るほどの
衝撃を受け、

脳の活動が
350%くらい活性化
しました。


この衝撃の事実を
シェアします。


まず、「頑張る」という言葉を
辞書で調べてみました。

すると、

困難にめげないで、我慢してやり抜く。

という意味が出てきました。


ここまでは普通です。


ところが!

次の行を見てみると…


自分の考え・意志を
どこまでも通そうとする。


と書いてありました。


ビックリしませんか?

頑張るという言葉には
こういった意味合いも
含まれているんです。


自分の考えや意志を
押し通すことで、

思考停止してしまいます。



「今年の目標は?」

「その目標を達成するために、
何をやりますか?」



こう質問されたとき、
あなたはどう答えますか?

目標は、
スラスラと言える人がほとんどです。


でも、目標達成のために
何をするかについては

「〇〇を頑張ります」
と答える人が多いはずです。


こう答えた人は、
思考停止している可能性が高いです。


目標達成のために

具体的なアイデアを出せず
行動への一歩を踏み出せない…


そういった経験が
数多くあるかもしれません。


そういった人が
次にとる行動は

「何したらいいですか?」
「どうしたらいいですか?」

と抽象的に質問することです。


質問することは、
悪いことではありません。

ただ、
抽象的な聞き方をされると


自分が何もしなくても
答えが降ってくるのを

期待している姿勢が
見え見えなんです。


分かる人なら
「あ、こいつはそんなもんか」

と一発であなたの真の姿を
見抜いてしまうことでしょう。


「頑張る」という言葉の封印を解放し
思考停止を解くためのコツは


「頑張るのではなく、
 工夫する」

ことです。


以前、私が

ビジネスのセミナーに参加した際
聞いた話の中で

印象に残ったフレーズがあります。


「頑張るっていうのは、
我を張ることだよ。」

「方針は無いけど、
時間を使い我を張ることを
頑張るっていうんだよ。」



この言葉を聞いた瞬間、

ハンマーで殴られたような
衝撃が頭を貫き、

目をカッと開いて
ノートに素早くメモを走らせて

「頑張る=我を張る」

と書いたのを覚えています。


それからというものの、

頑張るという言葉が
嫌いになりました。


誰かとの別れ際に

また会おうと気持ちを込めて
言うことはあっても、

他の場面では使いません。


セミナーから学んだことは、

「物事を正しい方法で行う」ことの
大切さです。


こなさなければいけない
仕事やタスクや勉強を

工夫しないで頑張ってしまうと、
効率が悪くなります。


一概には言えませんが、
10倍以上は効率が悪いです。


30分で終わるはずの作業が
5時間くらいかかってしまう。

新幹線で東京から京都へ行くのを
なぜか原付で行く。


それくらいの差があります。


工夫とは、

具体的な思考や行動の変化です。

「何のために」
「何を」
「いつまでに」
「どうやって」


やるか、
明確にすることがポイントです。



陸上競技を例に挙げるなら。

小池輝が走高跳で…

● 何のために
⇒ 助走のラストで失速しないために


● 何を
⇒ 重心を下げすぎない走りをする


● いつまでに
⇒ 次の試合前の練習までに


● どうやって
⇒ 助走で大きな円を描くイメージで走る


のように行います。


画面の前のあなたも、

ぜひこのテンプレートを使って
行動計画を立ててみてください。


● 何のために



● 何を



● いつまでに



● どうやって



ではまた!


P.S

感想等あれば、
コメントにてお願いします!