止まない雨はない
明けない夜はない
終わらない冬はない
そんなこと言われたって
本当に苦しい時は
この苦しみがずっと続くかもって不安になる
そんな言葉なんて
調子がいい人の戯言にしか聞こえない
消えたいと思う人に
かける言葉なんて見つからない
祈ることしかできない

山の頂上で生まれた一滴
時には濁流にのみこまれ
曲がりくねった川を経て
最後には海へたどり着く
いつか天に上り
地へ潜り
また山の頂上へと還る

 

 

 

 

 

 

 

孤独な道を歩んでいる少年には

棄てるものも拾うものも何もない

しかし少年にはまだ無限の可能性が残されている

少年は立ち上がりまた未来に向かって歩き出す

あきらめず歩み出すと

そこに一筋の光が見え始めた

ふと少年の心は軽くなり

重い足取りも軽さを感じ始めた

その力で少年はどこまでも歩いて行けると決意した
 

もういいかい

まーだだよ

もういいかい

まーだだよ



はたしてみんなボクをみつけられるかな

………

……






…サビシイ…




!?

そんなね、まさかね…




ほんとうだよ

 

 

太陽が見えない

月も光を失った

少年は照らされていた光を失い

漆黒の中で月の復活を祈り続けた

光あれ

やがて少年は

思い出を光に

孤独な道を進んだ