モーリスの名前がないだけで、途端に混戦になってしまうのが近年のマイル路線のレベルの低さを象徴している。まあ一強でほかが微妙なだけなのだが、12頭立ての安田記念よりはましだ。
馬場が微妙な分、おいしい馬券が期待できそうだ。
① ディサイファ
いつもの。毎日王冠では好位からいざというときに伸びず、エンジンがかかり始めたところで前が壁。ただ、休み明けから走るタイプではないし、なにより渋った馬場ならワンチャンス。
② サトノアラジン
1400での2勝がとてもいい走りなだけに、マイル以上の距離ではどうも詰めの甘いところがあるのが気になる。それよりも問題はこの内枠。できることなら外を回したいが、それだと下げざるを得ないわけで。1番人気はやむを得ないが、飛びまで十分ある。
④ ロードクエスト
富士Sのレースラップを見てしまえば、そらあ勝てるわけがない。出遅れにテンから緩いラップ、それに折り合いも欠いていた。ここ10年では3歳馬が馬券に絡んでいないが、世代でもトップクラスの評価を受けたこの馬なら。気分よく走らせてあげたい。
⑤ ヤングマンパワー
3歳のころからしぶとい競馬をする馬で、去年の富士S以外はすべて0.5秒差でまとめている。裏を返せば勝つときも僅差になるので、どうしても地味に見られがちなのだろう。戸崎Jとの相性が良かっただけに、乗り替わりの不安は大きい。
⑦ フィエロ
前走は国内では初めての大負け。逆にそれで気楽に挑めるのではないか。なにより休み明け2走目、藤原厩舎の仕上げ力の高さはもう今更言うことはない。
⑧ イスラボニータ
なんだかんだで2番人気なのかとちょっと驚いている。まあ前走は今年初めてまともな競馬ができていたという点では評価できる。できれば良馬場でやりたいクチなので、乾いてくれるかが心配。
⑩ マジックタイム
当然ながら距離が戻ってパフォーマンスは上がるだろう。55キロが不安も、ダービー卿以来のシュタルケが心強い。
⑮ ネオリアリズム
初マイル初京都に札幌記念以来という不安要素3コンボだが、血統の下地はあるので、ムーア込みで怖い存在。馬場も味方につけられそうだ。
⑯ ミッキーアイル
春秋GⅠ2戦とも本当に惜しかった。松山くんで結果が出ていて、しかもこの馬が気分よく走れていただけに、手が戻るというのがなんだかさみしい。外枠はいいと思う。行かせてもいいし、自分が逃げるのもあり。ただ、そんなことよりも折り合いだ。
⑰ ガリバルディ
この馬もここまでの外枠なら考える必要もないのでかえってやりやすい。前有利の展開ながら33.4の上がりで追い込んだ前走の脚は評価したい。
⑱ サンライズメジャー
超大穴だが決して侮れない。前走は確かに負けすぎも、本来は堅実タイプで十分巻き返せる。今回は先行するのでは?アタマまでは厳しいにしても押さえて損はないはずだ。