都内に住む知人の娘が脳腫瘍を患った。
学生を卒業したばかり。
長い髪の毛をそり、手術。
「何で、親にこないで娘に･･･」
と肩をおろしていた。
子を持つ人なら誰しも思うことだろう。
「どんな、アホでも健康が一番だよ」
という、言葉が心に響いた。
名古屋に住む友人は、男の子が二人。
その子達が2歳と5歳の時、ご主人が癌で亡くなった。
電話でその話を聞いたとき、声が詰まった。
「どんな形でも生きててくれれば」といっていたのを
思い出した。
もう一人、お父さんと子供でサイクリング
していた途中に、お父さんが自転車で転んで
頭を打ち、意識不明1ヶ月以上。
半年が過ぎ、手術後、元気になった。
その直後、その友人から話があるとランチに誘われ、
「実は････」とその話を聞いた。
なんで、もっと早く言ってくれなかったんだ！と
私は、訴えた。そうしたら･･･
「だって、忙しいのに心配かけちゃいけないと思って」
一番大変な時に助け合うのが友達でしょ！と言ったが。
健康が当たり前と思っているが、そんな保証はないなと
痛感させられる。
もっともっと、周りの人と自分に愛情をかけていきたいと
心がいっぱいになった。