寄りそうお片づけガイド、ライフオーガナイザー®松井陽子です。
キッチンの吊り戸棚。
便利な場所ですが、全ての吊り戸棚、使いやすいというわけではないことが多いですよね。
ふみ台に乗らないと届かない場所、天井に近い場所は、ほとんど物置のようになっていることがほとんどだと思います。わが家も同じくです!
去年の秋、10年こんろキャンペーンというものを知り(現在は受付終了してます)で開かずの扉に近い、こちらの吊り戸棚を数年ぶりに開けてみました(笑)
前回こんろを使ったのは東日本大震災の時、10年前。その上購入は結婚した当時。すっかり忘れ去られていたこんろだったので、よい処分の機会になりました。
なんといってもこちら、冷蔵庫の上部の空間を利用して作りつけてあるので珍しいのですが、天井に近い高さなのと、冷蔵庫を通り越して扉を開けなくてはいけないので、本当に使いづらい。
長年使ってないものが入れてある=ほとんど見ない・開けない=持っていることを忘れる
そんな状態になっていました。(実際ここにあった水筒、探したのに思い出せず見つからなかったことあったんですよね…。)
そこで考えました!
2か月に一回は使うアレを入れよう!
そうなんです。わたし、ヘナ(髪染め)を日常自宅でしているのですが、頻度は2か月に1度くらい。
頻度が低いのに関わらず洗面所の洗濯機上の棚にポンと置いてあり、なんとなくホコリも積もるのが気になっていました。(ヘナ用にしているラップも洗面器から飛び出ちゃう見映えも気に入らなかったし…。ヘナってあまりピタっとつかないラップを使ったほうがいいんですって!ということで100均のラップです)
ヘナの準備をするのもキッチン。水を入れるのもキッチン。
自分の髪の毛を濡らすのは洗面所ですが、道具が洗面所である必要は全くありませんでした。
洗面器の置き場所として、今まで置いていた洗面所とすぐ結びついてしまったからそうなっちゃたんですね。
無事収まりました。
ほこりもかぶらず、場所も忘れず、2か月に1度なら台を運んできて取るのも苦になりません。準備もとても楽ちんになりました
使うモノは使う場所に収納する
基本です。
ですが、時折モノにとらわれたり、一般的にはこうという常識にとらわれたり、親がこうしていたからという昔からの行動にとらわれたりしてしまいがちです。
自分の行動、動線上にこの道具があったら楽。
そんな視点でしまう場所を考えるのって大事だなとあらためて感じました。
モノではなく人にフォーカスを当てる!ですね
(洗面器にフォーカスが当たっちゃってたヨ )
ちなみに、ここに入っている残りの品物は、例の水筒+娘の予備水筒と、キッチン改造中で、ただいま絶賛出てきている不要になりつつある収納用品たちです。
キッチン改造が終わったらまた処遇を考える予定です。2か月に1度開けるからこそ、他のものも存在を忘れることなく、次のアクションを考えていけそうなのも、今回しまう場所を変えて良かったと思っている点です。
使いにくい場所にまったく使わないものを入れると、すっかり忘れてしまうという時には
こんな風に、数か月に必ず必要になるというものを一緒にしまうというのオススメです
目に入れば忘れない…笑
今週3月2日(火)のお昼12時10分から55分まで、ちょうどよい暮らしの会メンバーでClubhouseで片づけについて語ります。お昼時間によかったら聴いてみてくださいね。yokosatomatsuiで検索してみてください!
本日もご覧くださりありがとうございました。
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