クリスマスツリーとおでん | *masae(光と絆の祝福メッセージアート)のブログ Art with blessing of light and love

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光次元からのメッセージアート


セッションでは、本来のあなた、真の望みを明らかにし、
お悩みの解決や願いの実現化を促す情報やメッセージを
美しい絵に描きわかりやすい言葉でお伝えしています。



「クリスマスツリー、うちに大きいのがあるんだけど、
もう子どもたちも独立して飾らなくなったんだよね」という言葉を
聞き逃すはずもなく、それではぜひぜひわたしがと、
友人宅に乗り込んだのが昨年の12月。

ということで、一年がめぐった先日、
またもツリーの飾りつけに張り切って出かけてきました。

大人の身長ほどもある立派なツリーに、
真っ赤な林檎、金の星、銀の玉、トナカイにサンタクロース、
リボンをかけたプレゼント、ヴァイオリンやドラムなどの楽器、
赤いリボンに青いリボン、銀の葡萄、金や銀の長いモール、
オーナメントもたっぷりさまざま。
山下達郎(超有名なあの曲はもちろんですが、
あの声でクリスマスのスタンダードナンバーのアカペラも
この季節ならではという感じです)を聴きながら、
「テレビで、外国の人が、本当のモミの木を切ってきて
飾っているのを見て、すごいと思ったんだよね」
「一度、本当のモミの木を飾ってみたいねえ!」
などと話しつつ、友人とふたりで、
あれやこれやとバランスを考えて飾りつけました。





撮影:友人「大きすぎて全部入らない」


じつは数ヶ月前から、ツリーを飾るときには、
かねがね食べてみたいと思っていたフランスのお菓子
クラフィティをつくってくれるという約束をしていたのですが、
そのほか何を食べたいかと聞かれたときに
寒いからおでんがいいと言ってしまい、
しかも当日、友人はさらにいなりずしを用意してくれ、
わたしは通りがかったお店でホカホカのシュウマイを見て
お土産にしてしまったので、
クリスマスツリーを飾る日なのに、
おでん、いなりずし、シュウマイという妙な食卓に。
そのせいか、四角いガラス容器に入った洋ナシのクラフィティが
こんがりとオーブンから出てきた様子は、
どうにも特大の厚揚げに見えて仕方がありませんでした。

「ねえ、全部茶色い料理ばっかりだ」
「本当だ!飲んでるお茶も茶色いし」

ドイツばりのきらびやかなクリスマスツリーを眺めながら、
日本の昆布だしのしみたおでんと甘辛いいなりずし、
ピリッと香辛料のきいた中国のシュウマイ、
そしてバターとラム酒の香るフランスのクラフィティ。
日本の食卓の多彩さ、豊かさ。

食卓を囲むというのは、人間ならではの
あたたかい楽しみだと思います。
ただ栄養を摂取するというだけではなく、
人とうちとける機会だったり、お祝いだったり、慰めや安らぎだったり。
食べものには、人それぞれの人生の思い出、
物語があるというのがいいなと思います。

そういえば、いなりずしは、のり巻きとともに、
小学校の運動会のお弁当でした。
(いま、暑い夏の日の運動会で、蓋つきのカップの縁まで
氷でいっぱいにして持ってきてくれたカルピスの味が
ふっとよぎりました。)

ツリーの出来や読んだ本のこと、いなりずしの思い出、
いなりずしの揚げが余った場合にはきつねうどんするなど、
クリスマスツリーのもとでとりとめのないおしゃべりが楽しい
師走の雪の一日でした。