やっとスニーカーやバレエシューズで歩ける季節を迎えた
札幌です。
鼻や目がムズムズするという方も多いかもしれませんが、
心の深いところでも、「次に行くぞ！」というムズムズが
動き出す季節ですね。
そして最近、この季節にふさわしく（？）
ソウルメイトに関する示唆が続いているので、
セッションのご依頼もそのテーマが増えてくるな・・・と
予感していたのですが、
先日のセッションがまさにそうでした。
掲載許可をいただきましたので、セッションの一部を
みなさまとシェアしたいと思います。
「仕事をはじめ自分のやりたいことなどは信じたとおりに
実現してきているのですが、
なぜか恋愛だけがスムースにいかないんです」
「なぜかそこだけうまくいかない」というところには、
お悩みのテーマだけではなく、その方の人生全般が
本来の流れに戻っていくための鍵があるともいえます。
お悩みが恋愛であっても、そこを動かせば仕事もその他も
すべてが動き出す可能性が大きいもの。
早速、問いかけながら１枚目を描いていくと・・・・・・。
過去生と現在とが重なって出てきている絵になりました。
「お姿が、恋愛に関して、ということに限って表現されてきました。
恋愛のことを尋ねても、直接ではなく、その根本になっていること、
たとえば親子関係が出てきたりすることもあるのですが、
ずばり、ソウルメイトと思われる方との関係が出ていますので、
今日はそれを完了させにいらしたのですね。
うずくまっている幼い少女のようなお姿です。
描いていて、置き去りにされた、自分には価値がないんだという
思いがすごく伝わってきたのですが、いかがですか」
思い当たりますとうなずかれ、いままで瞑想で思い出されたという
過去生のことや、他のセッションで指摘されたことなどを
話してくださいました。
「なにか、すごく自然とつながりの深い、草木や緑と親しい
感じのする方、この方と、過去生で縁があって、
たぶん、いたしかたない事情であなたを置いていってしまった、
それきり帰ってこなかった、でもあなたには事情がわからないので、
自分は捨てられたと思い込んでしまったということがあったと感じます。
この方が、そう、ちょっと遠慮している様子ではありますが、
今生も働きかけてきている感じがするのですが」
思い当たる方がいらして、数年前に出逢ってから、
一時期お互いこの人かなという気持ちもあったのですが、
やりとりにためらいを覚えているうちに、
いまはその方は別の女性とご結婚され、
頻繁に連絡をとりあっているということもないけれど、
どこかでつながりを手放せないと話してくださいました。
そして、あるとき、ひさしぶりにメールを送ってみたところ、
何度送っても返ってきてしまい、
もう連絡をつかないようにされてしまったと呆然とし、
その衝撃はなぜか結婚したと聞いたときよりずっとずっと大きかった、
生きていけないと思ったと涙ぐんで話してくださいました。
あとで、先方から連絡がきて、
意図的なものではまったくなくて、単に機器にトラブルが起きたいう
事情だったとわかったそうです。
「それは、過去のパターンを象徴した出来事ですよね。
だから、それほどまでにショックだったのです。
他者にはわからない痛みだったと思います。
相手は決してあなたを愛していなかったわけではなくて、
どうしようもない事情があって離れていったけれど、
あなたは見捨てられたと思い込んでしまった。
見捨てられたのではない、愛がなかったのではない、
自分は愛される存在なんだと思い出すこと、
自分の気持ちをきちんと言葉にして相手に伝えるということ、
この方とのテーマを完了させる時機が来たのですね。
出逢った理由のひとつに、あなたにとっても、お相手の方にとっても、
思い残しを完了させるということがあると思います。
この方とどうしていきたいですか。
実際どうするかは別として、本音を観てみてください。
本当の気持ちをわかっているのはとても重要なことです」
ご本人がパートナーをもちたいと思っている限り、
お相手になり得るご縁の人は複数存在します。
どういう在り方、生き方をするかで、ご縁は変わってきます。
「もうこのパターンは手放します」とはっきりおっしゃったので、
ご希望をうかがって、手放した先の絵を続けて描くことにしました。
１枚目の見放された少女とは打って変わって華やかなお姿です。
描いていて、絵筆も大きくダイナミックに動きました。
大きな器で男性を包み込む女神のようなお姿。
本来の力を取り戻したら、新しい可能性が開けてきます。
複数の可能性のなかからのひとつが浮かび上がってきました。
「たとえば、風のように自由な魂の方とのご縁を感じます。
これは内面的な特徴なので、べつに自由業の方と限りませんし、
好き勝手でわがままな性格だという意味でもありません。
ただ、きっと、あなたと出逢って、やっと帰るところを見つけられた、
本当に自由になった、自由にしてくれてありがとうと言ってくれる
人のような感じがします」
基本的に、自分は人を信頼しているのだと思うと話して
くださいましたが、その信頼が素晴らしいパートナーシップを
築く力になると感じました。
なんとなく手放せない関係というのは、その人とどうするか以前に、
自分のなかに観るべきものがあるというお知らせだったりします。
そこを観ることができたら、自然にどうするかを決めていけるでしょう。
同じお相手でも関係性が変わりますし、
違うお相手との出逢いを選ぶこともできます。
お帰りには目がキラキラ輝いていらっしゃいましたので、
思わず玄関の鏡で確認していただきました。
（こちらがびっくりするくらい見た目にも変化する方が多いので、
ついつい鏡を見ていただくようにお勧めしてしまいます。）
Y様、どうもありがとうございました！
本来のＹ様にふさわしい、魂がやすらぎ喜ぶ
素晴らしいパートナーシップを築いてくださいね。