バシャールの五原則 | スピリチュアル哲学&宇宙文明の探究

スピリチュアル哲学&宇宙文明の探究

多次元宇宙の存在や、人間の潜在能力、地球と宇宙文明・・など、新しい意識の目覚めについて考察します。チャネリングによる宇宙的存在とのコンタクトについても語ります。

このところバシャールの動画をよく見るのですが、
最近出てきているものが、「宇宙の五原則」のことです(前は四つだったのですが、最近五つになりました)。

1.あなたは存在する。(You exist.)
2.すべては今ここにある。(Everything is here and now.)
3.一つはすべてでありすべては一つである。(The One is the All and the All are the One.)
4.あなたが外に出したものが自分に返ってくる。(What you put out is what you get back.)
5.以上4つの法則を除いて、すべては変化する。(Everything changes except these four laws.)

これは今まで古今東西で言われていた形而上学の原則をシンプルにまとめていますね。

1についていうと、自分が存在するということは永遠であるということです。つまり、死ぬとかなくなるということはなく、自分は永久に存在するのです。というのは、自分とは宇宙だからですが。

2の原則が最近追加されたのですが、これは「平行生」のコンセプトと関連しています。
過去生も未来生も今ここに同時に存在しているということですね。ですから、本当は転生ということもないのです。
さらに、さまざまな地球以外の宇宙領域もまた今ここにあることを意味していて、たとえばシリウスなども今ここに同時にあるということになります。ここは地球であるけれども、ちょっと波動を変えればシリウスですね。

3は伝統的に言われてきた「一即一切、一切即一」とほぼ同じです。これはギリシア哲学やインド哲学、仏教などが一致して言っていることです。宇宙は無限であるけれども実は一つのものしか存在していないとも言えます。
4はカルマの法則と言われたものですが、その本質は「作用・反作用」であって、決して「罰」のようなものではない、ということです。

これだけ理解すればいいのですから、シンプルですね。

バランスが大事です。

たとえば日本の伝統的な「無常観」的な仏教理解は、4と5ばかりが強調されすぎて、1~3があまり入っていません。
仏教は自分を否定するから、1とは矛盾するんじゃないかというような中途半端な理解もよくあります。伝統的な日本の仏教理解では弱かったとも言えますね。
しかし、自分は死なないという理解からすべてが始まるのです。