「とと姉ちゃん」。
毎朝の楽しみでもありました。
家族間の丁寧な会話であったり、戦前戦後の暮らしの変化と発想力。
さまざまな所で生きるヒントとなり、生きる力となりました。
「暮らしの手帳」という本は母が愛読者でしたので、幼少期から目にすることがありました。

美しい色使いの表紙、
ぎっしりと書かれた文面。
美しいモデルの方々、そして華やかな
ファッション。
商品試験の記事も何だか衝撃的であったことを覚えています。
さまざまな会社の電化製品等が比べられて、
評価されているということ。
これって載せていいんだ?!という不思議な
気持ちになったのを覚えています。
学生の頃は、暮らしの手帳の配色の美しさに
惹かれ、切り取るのがもったないので、
カラーコピーをして、コラージュ作品を作っ
たりもしました。
とても深くて素敵な本ができあがる背景に
あった日本の暮らしの原点を、
ストーリーとして見ることができたのは
とても胸に響くものでありました。
戦後の何もない時代から生まれて発展して
いったもの先人達の知恵や知識と探求する心。
何もない所から生まれる何か
何もないからこそ生み出される何か
できるだけ持たないことをすると
生まれるものがあるのだなと
改めて思いました。
今の時代は便利なグッズ、時短、工夫された
物に囲まれての暮らしが揃っています。
できることも機械に任せ
人間の力や五感を退化させ、
同時に別の形に進化させていく
世の中に変化しているような気がします。
いいような悪いような
複雑な気持ちにもなります。
現代も今何が必要かな?
本当に必要かな?
と疑問をなげかけながら
時々断捨離をすると
手放した分の余白ができて
また新たな暮らしができるような気が
します。
また断捨離がしたくなる時と
できない時があります。
環境や意識やエネルギーが変わる時。
その前は物凄く眠けがあったり
やる気が全く起きなかったり

エネルギーを貯めておくと
急に動けるようになる時が来ます。
私も定期的に断捨離をしますが
何から何まで
時に無意識で捨てすぎてしまったり

あれはどこにあったっけ?
あー断捨離したんだったわ

たまにありますが

後悔することはないです。
いつも終わると何だかすっきり
そしてまた新たな気持ちで
自分なりの新しい暮らしを
スタートさせることができるのだと思います。
秋を感じる季節。
また新たな日々に向けて
それぞれの暮らしを楽しんでみて下さい

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