心配と不安が残るまま、週末の土曜日を迎え日本語学校の日と
なりました。友人は学校でボランティアをするという提案をしてくれ
たのです。
「私に何かできるのかな?」と思いつつ、こんな機会はなかなか
ないであろうなと思いやらせて頂くことにしました。
友人はその場所で副担任の仕事を任されるようになっていました。
それまでは事務をやっていたそうなのですが、彼女の勤勉さや、
信頼できる性格などからそのような役が託されたのであると思いま
す。お~すごい!とまた友人への尊敬が増えた私(笑)。
私の役割は、5~6歳児のクラス(10人くらい)の副担任のサポート
のような形でした。
子供達の国籍はばらばら。でも皆日本語を話すことができます。
授業はまず最初にドリルをやり(10ページくらい)、終わった人から
各自持って来たおやつを食べ、クラフト(工作)、ビデオ鑑賞か
カルタなどで遊ぶというカリキュラムでした。
ドリルはひらがなやカタカナ、数字などの書き問題を中心とした
もの。字を書くペースはかなり個人に差がありました。
私は遅い子を中心にみて回り、ヒントを教えたり、会話したり
しました。
すぐに子供たちはなついてくれて、くっついて離れなかったり(笑)。
そして「先生」なんて呼ばれたりして・・・

少し調子に乗りつつ(笑)純粋で素直な子供達を見て心が洗われる
気分でした。
結局2週目もボランティアをさせて頂くことになり、人に教えるという
難しさと喜び。いろいろな発見や驚き。
貴重な学びの時間となりました。
そして、次男の様子は・・・??
実は、私が担当したクラスの隣が次男のクラスであったので(同じ
教室)時々チェックをしておりました。
「 ドリル」・・・スムーズに終わらせている!!→Good!!
「授業 」・・・手を挙げて積極的!!→Great!!
「おやつ」・・・・う~ん食べているみ・た・い!!→Good job!!
「 ビデオ」・・・・あっよくクラスで目立つグループが後ろに
陣取る感じでその中に彼もいる~(笑)
→surprise!!
それらの様子を見ても、仲の良いお友達がいるせいか、とても
堂々としていて、何も問題なく過ごしているように思えました。
授業が終わって他のクラスを担当していた友人にそれらのことを
伝えると少し驚いているようでした。
日本語学校での彼の姿は何も問題がないように思えました。
でも友人の不安材料は消えていないように思えました。
友人と話していく中で、「ホ・オポノポノ」のことについて触れてみま
した。
彼女はスピリチュアル的なことなどにはあまり興味を示さない人で
すが、興味深く聞いてくれました。
そして、私も次男との距離感が気になっていたので、彼に向かって
「愛している」
という言葉を中心に唱えてみたのでした。
そして次の日のことでした。
私がソファの所で写真などを眺めていると・・・次男がやってきて
突然私の膝の上に座ったのです!!
学校が始まってから急にママとパパにだけ甘えるようになり、
他人に対して急に警戒心が出ていた所であったので、
それが元の通りになってきたーと思えた瞬間でした!!
私はほぼ毎日自分自身に「ホ・オポノポノ」を唱えます。
そして、人間関係や細かい日常でも時々使います。
その「言霊」は必ず届くと私は実感しております。
子供の純粋な魂には反応も早いな~と思いました。
ある時、友人が忙しくて手が離せない時に、ママに甘えたい長女が
不安な気持ちでいるのを感じました。
そして、私は彼女に向かって言霊を唱えてみました。
すると目を見て涙ぽろぽろ流したのです。
それは偶然なのかわかりませんでしたが、その時から更にぐっと
彼女との距離が縮まるようになったのです。
これらのことは「気のせい」と思われる方もいらっしゃるかと
思われますが、今まで何度かこれらを実行したことがあります。
人や物、場所などに対して言霊を向けることで、何か解決の方向
に向かったり、自分自身が穏やかな気持ちになれたり、相手の
言葉が優しくなったり、物事がスムーズに行ったりといろいろなことが
起こる場合があるのです。
でもこれらのことは時間の経過による慣れかもしれないし、私は
友人の子育てと子供たちの成長をそっと影ながら見守ろうと思っ
ていたので、あえてその話はその後しなかったのでした。
ちなみに・・・以前ホ・オポノポノについて綴ったブログです。
ホ・オポノポノ~記憶のクリーニング~
そしてそして・・・時が経ったせいなのか?
少しづつ変化が訪れました・・・。
次男が少しづつですが、学校でおやつやご飯を食べるように
なっていったのでした。
友人はすごく嬉しそうに褒めてあげていました。
私も何だか感動&嬉しい!!
一歩一歩成長しているんだね!
そして・・・日本へ帰った後、しばらくして嬉しい報告が~。
次男はお弁当もおやつも完食するようになった!
長女のフランス語を話す姿を見て感動した!と
やった~!!
次に会う時には、また成長した姿が見られるのだろうな~と
楽しみにしております。
「子育て」とは一言では言えないくらいいろいろなことがあると
思います。
沢山の時間を使って
沢山の時間を奪われて
沢山の時間を共有して
一緒に成長や学びができるのだと思います。
親から学ぶこと。
子から学ぶこと。
魂の観点で見ると、親と子の魂年齢が逆転している場合もあります。
でも役割を持って
選ばれて
そこに存在するのです。
親も子も。
ぜひ貴重な「育て」の時間を大切に過ごして下さいね!!!
今回自分自身も貴重な時を体験させて頂き、友人には心から
感謝致します。






そして・・・今回お世話になった日本語学校は教会の一部を借りて
いました。
ちょっと曇り空の日

ゴブラン織りで作られた(多分)「最後の晩餐」のタペストリー。
とっても素敵でした。

そしておまけに・・・
あー私はここに来る運命だったのね~(笑)。
教会の中にあったマットと私の靴がお揃いです。

自分自身も成長して
またいつかここに来れたらいいな・・・。