イギリスレディース&ジェントルマン① | スピリチュアルツリー

スピリチュアルツリー

スピリチュアルと木と自然と心とetc.・・・

今回はイギリスで出会った紳士&淑女について綴らせて

頂きます。


「ホット・ウォーター・ボトル」でもお伝えしたように、滞在中

に風邪を引いてしまった時のことです。


咳がなかなか治らなかったので、薬局で咳止めの薬を探

していました。と言ってもよくわからなかったので、女性の

薬剤師さんに尋ねたのです。


私は日本人ということ、風邪の症状、どのような薬が良い

か?などを聞きました。


そして・・・丁寧でゆっくりとした口調で薬を説明して頂きま

した。すると・・・私の後ろに並んでいた60代くらいの女性

が話に加わってきたのです。


「あなた風邪を引いてるの?風邪を引いた時は、ビタミン取っ

て栄養取って沢山寝るのが一番よ!!」・・・と元気な声で

笑顔でアドバイスして下さいました。

私は「何て親切なんだろう~」と温かいものを感じ

と感動しつつお礼を言ってお店を出ました。

そしてその数時間後、薬局で会った女性に横断歩道で

会ったのです。お互いに気が付き挨拶をすると・・・

「お大事に!早く寝るのよ~」と声をかけて下さりまた

感動!嬉しかったです。


またある時は道に迷っていたり、探していたりするとすぐに

誰かが寄ってきてくれました。

それは犬の散歩しているご年配の男性であったり、女性で

あったりとにかく親切な人が多いという印象です。

それはロンドンの都会でも田舎町でも同じように声をかけて

下さりました。

こちらからを尋ねた人も、優しく接して下さる方が多く、私の

つたない英語でも丁寧に接してくださる方々にいちいち感動

でした(笑)。


不思議なのは、自分が日本人ということが時々ばれる(わかる)

ことでした。

大英博物館ではお土産売り場の「日本が大好き」と語るレジの

男性に話しかけられて、「あなたは日本人ですか?」とこちらが

話す前から日本語で話しかけられました。レジは列ができてい

たのですが、気にすることもなく日本語と英語で丁寧な会話を

して下さりました。


その場を楽しむ空気や心の余裕というものを感じた瞬間でした。


そして、街などでも愉快な人々に出会うのです。


ある日のこと、街を歩いていて「図書館」を見つけました。

素敵な図書館だな~と思って外観を離れた場所から撮って

いた時でした。一応「肖像権」のこともあるので、人にはカメ

ラを向けないように気を付けていたのですが、ちょうど人が

出てきた瞬間に写真を撮ってしまったのです。それはベビ

ーカーを押して出てきた若いお父さんでした。

私が「ごめんなさい」と頭を下げると・・・なんと

そのままモデルのようにポーズを取ってくれたのです。

後から出てきた奥様も一緒に静止。

(撮って撮って)とカメラのシャッターを押すようなジェスチャーをしたの

でそのまま「パチリ」と撮らさせて頂きました。

Brighton

 
                                             





ちょっとわかりずらいかもしれませんが、視線は遠くを見つめ

ているのです。

ほんの一瞬の出来事でしたが、思わず微笑んでしまった

思い出の一コマです。

 

日本人はどうしてもいろいろな所で写真を撮りたがります(笑)。

この写真はパブで撮った一コマ。

 Hove 
 初対面ですが、快く写真を撮らせて下さったり、一緒に飲も

うと誘って下さったり・・・とにかく気さくで親切な人々に出会

うことが多くて、嬉しかったです。


他にも、思わず笑ってしまった素敵な出来事がありました。


長くなってしまったので、次回も引き続きます。