訪れることになるのですが、その頃からいろいろな自分自身の記憶を思い出すことに
なるのです。
それはセラピーによるものであったり、瞑想や無意識状態で思い出したり・・・と
さまざまでした。
「体の痛み」はどうなったのかしら??・・・
と気になるところですが、実は治るまでにしばらく時間がかかりました。
そこへ行くまでには沢山の学びがあり、痛みから解放されるまでの道のり
がありました。
「ターニングポイント」もまだ続きがあります。それらを含めて、前世のことなど
今後も綴らせて頂きたいと思います。
今回はO先生との縁・・・前世について綴ります。
O先生は、初めてお会いした時から、オーラというか威圧感のような
威厳のある存在感を感じていました。
言葉も厳しく(感じ)、何か受け入れられていないような感覚になるのでした。
そして5回ほど先生の元を訪れた後、一年くらい間が空いてまた再会できることと
なったのでした。
それは、O先生が開催したセミナー件前世療法でした。
参加人数は20名くらいいたと思います。
集団で催眠療法をやったのですから、かなり不思議な空気を感じました。
※後日談ですが先生自身も(あれは傍から見たらかなり怪しい集団だった・・・)と
おっしゃっていました。(私もそのように思いました(笑))。
でもその時になぜか私はO先生との関係性を見ることになるのでした。
国や時代がわかりませんが、私は20代の青年でした。
そして、目の前には厳しく怒ったような顔をしたO先生の前世らしき姿がありました。
どちらかと言うと・・・現世そのままの姿に近いのです。
たまにあるのですが、現世そのままの姿に近い姿で現れることがあります。
それがなぜなのかよくわからないのですが・・・。
そして私・・・背が高く細身の20代の青年
O先生・・・青年の父親
という関係性でした。
青年は土下座のような姿勢で、父と話しをしています。
頭を下げた状態で許しを乞うているのです。
内容は・・・「修行の旅に出る」ということでした。
普通の旅ではありません。
お金もあまりないような状態で、世界中の神仏、神殿などを訪れて、心の修行を
することが目的の旅でした。
あまりの無謀な計画に父親は怒っているのです。
それは危険を伴い、命を落とすことがあるかもしれないからなのでした。
青年にとって親に対しての初めての反抗でした。
でも青年はそれを覚悟の上決心したのです。
誰が何を言おうと自分が決めたことだ・・・と
もう二度と親に会えないかもしれないけど、それでも行くべきである・・・と。
そして、半ば強引に青年は旅に出たのです。
旅の様子は走馬灯のようにめまぐるしく早く見えました。
アジアを中心に周っているようでした。
水辺を小さな船に乗ってゆっくりと観光をしたり、寺院や仏閣を訪れて、修行のような
ことをしたりしました。
その中でも印象に残るのは弥勒菩薩(みろくぼさつ)や涅槃像(ねはんぞう)で、
その美しさに魅了されました。
そして、夢か幻か絵なのかわからないのですが、天女が舞う姿を見ました。
羽衣を着て空を舞う姿はこれもまた美しく心に残りました。
その旅には彼なりの目的と計画があったようで、それを成し遂げる為には、
自分自身の欲などは後回しにしていたのです。
それはかなり自分自身の体を追い込むものでした。
そして最期は、自分で決めたゴールのような場所にたどりつきました。
仏像の前で力尽き果てそこに横たわって天へ召されるのです。
彼はまだ27歳でした。
彼の死因は栄養失調によるものと思われますが、その顔は
達成感と満足に満たされた表情をしておりました。
仏像の名前も場所もわからないですが、その仏像は丸みがありふっくらとした
優しい表情のものでした。
まるで母のような温かさがありました。
彼は厳格な父から逃れて求めていたものはなんでしょう。
幼い頃母を亡くした青年は厳格な父に育てられました。
青年が求めていたものは包み込むような母の愛情でした。
父親からすれば、息子(青年)が自分の元を離れるということ、
もう二度と会えないかもしれないという覚悟を告げられた訳ですから
相当な悲しみを通り越して怒りとなり、生涯の別れとなったのです。
青年にとっても最後に見た父親の表情が「怒り」ですから、
それはそれは現世の私(青年)がO先生(父親)に会った時の
怖さといったら・・・(笑)。
青年は特別に造られた像と共に、その地に葬られました。
そして、その修行のご褒美に受け取ったもの・・・魂が受け継いだものがありました。
現世の私へと伝えてくれたものです。
それは4つの水晶の球でした。それらはそれぞれ意味を持っていて・・・








という言葉でした。
そして現世での私の目的はその水晶の「修行」と言われました。
つまり磨けば美しい水晶になり、魂が磨かれるのです。
とてもありがたく思いのあるバトンであるなと思いました。
現状の私はと言うと・・・・・・
恥ずかしながら・・・・・・
まだまだ修行中の旅人です・・・
