帰国前夜、僕は眠れずに部屋とトイレを何度も往復していました。
緊張なのか、興奮なのか、心配なのか…。
結局、ほんのわずかな睡眠時間でロンドン最後の朝を迎えました。
とっても静かな朝でした。
モスクワ経由成田行きの飛行機は早朝の出発。
そう言えば、到着は真夜中だったなあと思い出しながら、荷物を背負い部屋を出ると『色男のフランス人青年』が食堂で待っていました。
『オマエが夜中に何度もトイレに行くから、全然眠れなくて、寝不足だよ』と目を擦りながら、朝食の準備をしてくれました。
『オレの朝飯食って、日本に帰れよ』
嬉しかったし、素直に感動しました。
ロンドン最後の朝にサプライズでした。
『色男のフランス人青年』と友情の抱擁を交わし、地下鉄でヒースロー空港に向かいました。
『Thank-you!LONDON!』
『Good-bye!LONDON!』