お宝日記ジェット -185ページ目

ある日のトレジャーハント~後編

何でノーバが?驚く私に
「驚く事はないよ。今の世は乱れている。人々は自分の事しか考えないし、人を思いやったり、弱いものを守ろうとする心がない。だから、悪意、欲望、傲慢なんかが怪獣化しても可笑しくない。あのノーバはあの演劇場の方から出て来たみたいだけど、あそこにはそんな考えの奴ばかりがいるんじゃないのか?」
ふと見るとノーバの後ろには潰れてしまった松竹座があった。ノーバは建物を破壊しながら日本橋の方へ向っていった。
「どうしょう?このままだと大阪の町は…。」と私がつぶやいた時、またもや声が聞こえてきた。
「心配するなよ。怪獣があらわれたという事はそいつと戦う正義の戦士もあらわれるという事だよ。」
「えっ?それはどこに?さっきから私に話し掛けてるのはだれ?」
「ここだよ、ここ。」ふと私の手元を見ると、ショップの袋に入ったさっきのフィギュアがあった。
「ま、まさか君がさっきから話し掛けていたの?」
「そうだよ。私はこの世に邪悪がはびこり、人々の平安が脅かされるときにあらわれるんだ。」
「じゃあ君があのノーバと戦うっていうの?」
「ああ。でもこのままじゃ戦えない。だから君の力が必要なんだ。」
「えっ?私の?」
「そうさ。私をあのノーバにぶつけてくれ。」
「じ、じゃあノーバに近づかないといけないじゃんか?( ̄□ ̄;)!!」
「頼む、勇気を出してくれ!このままだと私は戦えない。あいつを何とかしないともう二度とここでトレジャーハント出来なくなるぞ。それでもいいのか?」
「そいつは嫌だな。」
「なら、頼む!私を信じてくれ。」
「わかったよ、やるよ。」
そして私はノーバに向かい走りだした。そして、ノーバとあと十メートルまできた時に
「今だーっ!投げろーっ!」言われるまま彼をノーバに投げ付けるとまばゆい輝きと共に巨大化した彼があらわれた。そして彼とノーバの戦いが始まった。かれはノーバに対してボディブローを繰り出すが効いていない。それもそのはずノーバはてるてる坊主の怪獣だから、ボディはあってかいようなもんだ。ノーバの鞭攻撃に彼は苦戦していた。しかし、彼はひるむ事無くノーバの顔面に右フックをヒットさせた。ノーバは一瞬たじろいた。そうだ、てるてる坊主も頭はつまっている。奴の弱点は頭だったのだ。つづいて彼はノーバの顎に飛びげりをくらわした。ふっとぶノーバ。
「よし!今だっ!かーっ!」彼は飛び上がりノーバに必殺の拳を繰り出した。
「必殺!爆弾ぱーんちーっ!」どっーかーん!と爆発音が響き渡りノーバの頭が陥没したのだった。そして、ノーバは溶けて消えていった。私は彼に歩み寄り、「君はいったいだれなんだ?」
「私?そうだな、正義のエージェントとでもしとこうか。じゃっ、元気でな。」彼は立ち去り、私はコーヒーショップで目が覚めた。あれだけ破壊された街はなんともなかった。夢…?いや、それにしては画像が鮮明すぎる?

一枚目・彼が出現


二枚目・こいっ!ノーバ


三枚目・爆弾ぱーんちっ!

四枚目・拳が頭にめり込み

五枚目・頭部陥没!
                不思議な経験だった。
私はコーヒーショップを出て難波駅に迎った。途中、松竹座の方角から走ってきた救急車とすれちがった。蛇足だけど、どっかのタコ坊主が風呂場でコロンで大怪我をして病院送りになった事を次の日の芸能ニュースで知った。

ある日のトレジャーハント~前編

去年の梅雨時期だっただろうか。その日も私は大阪の日本橋という所にトレジャーハントに出掛けていた。ここはたくさんのおもちゃ屋が並んでいる、まあ東京でいう秋葉原をイメージしてもらえばいいと思う。ここから少し西に行ったところに松竹座という演劇場がある。この日はどっかの伝統を気取ったタコ坊主が公演に来ていた。「この近くにあのタコ坊主がいるのか…。だったら長居は無用だな。今日はさっさと終わらせて神戸に戻ろう。」私は地下鉄御堂筋線の難波駅をおりていつもの様にショップ巡りをはじめた。この界隈にはレンタルケースの店が 二ヶ所あるが、お宝が割安で手に入りやすいから必ず立ち寄っている。1件目のレンタルケースにはめぼしいお宝はなく、2件目のレンタルケースをのぞいたが、やはりめぼしいお宝はなかったので、ショップを後にしようとしたその時に「おーい!どこいくんだよーっ?」という声が聞こえてきた。気のせいかと出ていこうとしたら「おーい!俺をおいていくなよーっ!」 という声が聞こえてきた。ふと近くのケースに目をやるとあるフィギュアが目についた。たいして欲しいとは思わなかったけどなんとなく買ってよーっ!と訴えていたような気がした。値段を見ると百円だったのでまあいいかと思い購入した。この日はめぼしいお宝もなく神戸に戻る事にした。難波駅にむかう途中に喉が乾いたので、コーヒーショップで一休みしていたら突然大きな振動を感じた。慌てて表に出たらなんとそこには…。つづく

エリートの品格と誇り

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この間、ある写真週刊誌を見たら伝統芸能やってるか人間国宝だかしらんがどっかのじーさんが若い舞妓さんを連れ込んでよろしくやって、挙げ句の果てにきたないもんまで見せびらかしていた写真が出ていた。人間国宝だからってエリートを気取っているんだろうが、こんな下劣なジジイにエリートとしてのプライドやエリートとよばれるにふさわしい品格があるんだろうか?あるわけないな。あるのはエリートを鼻に掛けた傲慢さだけだな。真のエリートとはそれにふさわしい品格や人格、高潔な精神を持つ人の事をいうのだ。ウルトラマンエースに登場するTACの竜隊長はそれにふさわしい人物だ。防衛チームの隊長はエリートとよばれるタイプの人間で、もちろんエリートゆえのプライドをもっているが、それは人を見下したり、エリートである事を鼻に掛けている傲慢さとはちがう。常に防衛チームの一員として任務に誇りと責任を持っているのだ。竜隊長は常に人々の平安と部下の身を案じ、部下や地球の平和を守るためならば自ら危険を冒す事も厭わない。また、地球の未来を担
う子供達の事を考えた言動や行動も多かった。それゆえに宇宙人やヤプール人に屈伏してしまえばもはや人間としての未来はないとばかりに命懸けで戦っていた。そんな竜隊長のエピソードは奇跡!ウルトラの父のお話でも描かれていた。ヒッポリット星人にウルトラ五兄弟はブロンズ像にされてしまいピンチになった時にウルトラの父が助けにきて、エースは復活、星人を倒すのだった。画像は怪獣戯画の第2弾でその時のウルトラの父とヒッポリット星人との戦いを描いたジオラマなんだけど、なんとウルトラの父は地球に来た時の疲れでへたばってしまいエースを復活させたあとは死んでしまうのだった。もちろん後から生き返るけど、なんか情けなかったな。このお話ではもはや地球もこれまでと誰もが思ったが、竜隊長は敢然と星人に挑んでいった。まさしくエリートの誇りやそれにふさわしい品格を見せられた。やはり真のエリートとはだれもが認める品格や人間性を持ち、行動する人間の事をいい、下劣なジジイが気取っていいものではない。蛇足だけどこんなジジイが人間国宝にす
るなんて何考えてんだろう?日本の大恥だ。