お宝日記ジェット
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ネットオークションよもやま話 その1

しばらくブログをサボっていたが、その間 も言うまでもなく、ネットオークションは
しっかりとやっていた。
ネットオークションのお楽しみは小遣いゲットだけでなく、色んな落札者と巡り会えるのも、ある意味お楽しみのひとつでもある。今日は、とある落札者のお話をしよう。
落札者の中には時折、郵便や宅急便ではなく、手渡しで商品の受け取りを希望する人がいる。そのほとんどは家が近い、送料をうかせたい人がほとんどなのだけれど、この落札者は少し違っていた。
最初、手渡しの希望を受けた時、仕事が何時に終わるか分からなかったから、土日の朝に最寄り駅に来てもらえるのなら、と回答したら、どうしても早く欲しいのでなんとか調整してもらえないか?と食い下がられた。
よくよくこの落札者の事情を聞くと、実はこの落札者には障害を持つお子さんがいて、どうしてもお子さんをよろこばせたいとの事で、無理を承知で頼んだとの事だった。
そういう事情ならと、仕事が終わって家に着いて即この落札者へ電話したら、ソッコーで飛んできた。
画像がそのアイテムのヤッターキングだ。
これはガシャポンの箱入のシリーズで、出来映えも悪くない。
そのお子さんはヤッターマンのファンらしく、渡した時はとても感謝され、落札金額480円に対してお釣りは取っておいてと
500円玉を渡された。
今でもこの父親が満足気に帰っていく姿が、印象に残っている。決して高額の商品ではないけれど、子供が喜ぶ顔が見たいと
一生懸命に走り回る姿が妙に忘れられなかった。
また機会があれば是非とも取引したいものだな。


友人達へ~真打登場!

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伝えなくてはいけない人として大切なもの


お宝日記ジェット
どっかの伝統気取ったタコ坊主の親父が先日亡くなったのは記憶に新しいが、この親父は芸の道では一流だったらしく、自分の息子にも芸を教えて一流の伝統芸能の役者に育てあげたらしい。

しかし、残念な事に息子には芸を教える事しか出来なかった。いや、極端な言い方かもしれないが、芸さえ一流であれば、それ以外はどうでもいいという育て方をしてしまったらしい。それはこの数年のタコ坊主の言動、振る舞い、そして醜態をさらした姿が全てを物語っている。いつもタコ坊主が何かをしでかす度に、親父は関係者へ頭を下げて回っていたらしいが、親父に尻拭いしてもらうなんて未成年者ならいざ知らず、三十を超えた男のやる事じゃないし、そんな親父の姿を見せられたら、その息子は芸の道では一流かもしれないが、人としては二流、三流と言われても仕方がないだろう。

ただ、タコ坊主にしてみれば、自分の意思や希望を持つ事、本当にやりたい事が何一つ出来ない世界に生まれてきたから、そんな息子を不憫に思った親父は、芸さえやれば、あとは息子の好きにさせてやろうと思ったのかもしれない。

そう考えたら本当にこの親父が哀れに思えて仕方がなかった。

グレートマジンガーの最終回、兜甲児の父の兜剣造博士は、グレートマジンガーのパイロット、剣鉄也を救うべくその命を投げ出した。それを知った甲児は「なんで、あんな奴のために…。」と憤ったが、父の最後の言葉の「彼(鉄也)は私の息子と同じなのだよ……誰にでも暖かい心を持て」と言い残し事切れた。この言葉の意味を理解した甲児は鉄也に対する遺恨を一切残さなかった。

画像は、グレートの最終回で暴れまわったマジンガーZのガシャポンで、マジンガーZの最終回でボロボロにされたうっぷんを晴らすかの様に、ミケーネの戦闘獣を血祭りに上げていった姿をリアルに再現している。

兜剣造博士が命懸けで子供に伝えたかった事、いや伝えなくてはいけない人として大切なやさしさは確かにその息子に伝える事が出来た。でも、タコ坊主の親父は芸しか教える事が出来なかった。親父自身は人としていろんなものを持っていたのかもしれない。けれども芸しか教わらなかった息子は親父と同じくらい皆に期待されるのだろうか?

蛇足だが、タコ坊主の親父が亡くなってから伝統芸能を運営する会社の株価が下がってしまい、今でも下がったままだ。これがタコ坊主への期待の表れなのかもしれない。

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