ども!かおりーたです。

 

今回は、月1回ペースで発行しているメール案内に掲載したネタを転載します。

実は、この話に続きがあり、ブログに書きたくなったための転載。

 

予想どおり、どーでもいい話なんですが(笑)、2日続けてブログアップしますね。

 

というわけで、なんの役にも立たないエピソードですが、どうぞお楽しみください。笑

 

先日、みなとみらいへ行ったら春節の飾り付けが。

今年は1月22日が春節だったようです。

 

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先日、「本のシェア会 第4弾」で物理学者カルロ・ロヴェッリの「時間は存在しない」をシェアしました。

 

 

 

 

この本の冒頭に書かれている「時間」に関する事実がとても面白いので、少しだけ紹介しますと…

 

まず、時間は誰にでも同じように流れているわけではありません。

 

飛行機のような乗り物で速く移動している時にはゆっくりと進み、じっと過ごしているとさっさと進みます。

また、エベレストのような高い山の上ではさっさと進み、低地ではゆっくりと進むのです。

 

ということは、微細な違いではありますが、私の頭のてっぺんとつま先とでは時間の進み方が違うということになります。

立っている時や座っている時には、頭の方ではさっさと、足の方ではゆっくりと時間が進み、横になって寝ている時は、全体的に同じくらいのスピードで時間が進んでいるということに。

(重力によって時空が歪むので、地球の核に近い低地の方が時間がゆっくり流れるのです。

だから、2段ベッドの上で寝ているお兄ちゃんは早く成長し、下で寝ている弟はゆっくり成長する、ということになりますね。笑)

 

考えれば考えるほどに、なんだか不思議でおもしろい。笑

 

本書のメインのテーマは、「時間に順序はあるのか」(時間は過去から未来に流れているのか)ということ。

 

ざっくりと結論を書いてしまいますと、わたしたちの大雑把な視点から見ると時間は過去から未来に流れているようにしか認識できませんが、量子レベルでは時間は不連続(飛び飛びで順序や方向性がない)で、揺らいでいる(過去と未来は不確定)ということになります。

 

ここでいう「量子レベル」というのは「プランク時間」のこと。

これ以上分解ができない時間の最小単位のことなのですが、なんと10の-44乗秒!という短い時間です。

 

私たちに認識できるのがせいぜい10分の1秒くらいですから・・・もはや「時間」という概念を超えているように感じます。

(例として、アニメが1秒24コマ、つまり、1枚につき4✖️10の−2乗秒表示されていることを考えると分かりやすいでしょうか。)

 

ここで、どうしても気になったことが・・・

 

10の44乗って、日本語の数え方あるんだろうか?

 

早速調べてみました。笑

 

一、十、百、千、万、億(10の8乗)、兆(10の12乗)。ここまでは馴染みがあります。(以下、「10の」を省略して表記。)

 

京(けい:16乗)、垓(がい:20乗)・・・

 

ふんふん。聞いたことあるぞ。でも、まだまだ続きます。

 

𥝱(じょ:24乗)、穣(じょう:28乗)、溝(こう:32乗)、澗(かん:36乗)、正(せい:40乗)、載(さい:44乗)、極(ごく:48乗)、恒河沙(こうがしゃ:52乗)、阿僧祇(あそうぎ:56乗)、那由他(なゆた:60乗)、不可思議(ふかしぎ:64乗)

 

・・・すごい!!!44乗にも呼び方がありましたよ!「載(さい)」です。笑

 

しかし、そんなことよりも途中からおかしな単位になっているのが気になる!!

 

「不可思議」なんて数えるのなら、最後は「摩訶不思議」とかになるんでしょうか?

 

この先は一体どうなるのか・・・!?

 

はやる気持ちを抑えつつ・・・あとがきへと続く。笑

 

 

 

<以下、メール案内のあとがき>

 

さて、最初にご紹介した「大きな数の数え方」のつづきです。

 

先ほどは「不可思議(64乗)」まで数えましたが、これらの単位は江戸時代の数学者が中国やインドから渡来した知識を整理したものが元になっているそうです。

 

当時、最高の学問であったヒンドゥー教や仏教由来の言葉もあります。

恒河沙(こうがしゃ)はサンスクリット語で「ガンジス川の無数の砂」、不可思議は、仏の知恵はあまりにも深遠で人が議論するのは不可能という意味なのだそうです。なんだか、哲学的でもあり、ロマンチックでもあり。

 

私ならどんな数え方にするだろうか・・・

例えば、多元宇宙論からマルチバースの星の数「多元宇宙星(たげんうちゅうぼし)」とか、人体の素粒子の数「人体内素粒子(じんたいないそりゅうし)」とかどうでしょうか。笑

 

おっとっと、また寄り道してしまいました。

 

数の数え方、不可思議(64乗)の次は、無限大数(むげんたいすう:68乗)です。

 

そして、ここから先は仏教の経典「華厳経」での定義になります。

 

矜羯羅(こんがら:112乗)、阿伽羅(あから:224乗)、最勝(さいしょう:448乗)・・・と数が大きくなっていくのですが、なんと!あと117個もあるではありませんか。さすがに大変なので、思いっきり省略して面白いものだけご紹介しましょう。

 

・・・不動(ふどう)・・・演説(えんぜつ)、無尽(むじん)、出生(しゅっしょう)、無我(むが)・・・

 

もはや「数え方」のレベルを超えているような。笑

 

最後は、不可説(ふかせつ)、不可説転(ふかせつてん)、不可説不可説(ふかせつふかせつ)、不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)で終了です。ふぅ。

 

一番最後の「不可説不可説転」は10の3721838388197764444130659768784964812乗、ということですが、もう訳がわかりません。笑

 

最後までなんとかたどり着きましたが・・・どうでもいいことほど、なんだか気になる。

そして、無駄な時間ほど豊かに感じる今日このごろ。

 

これからも楽しい寄り道をたくさんしていきたいと思います。

良かったらお付き合いくださいませ。

 

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以上がメール案内掲載文でした。

 

明日のどーでもいい話に続く♪

 

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