ブログ更新1086回目。
みなさんこんにちは。
1.神が内在する事実
皆さんの胸の中に、神が実在し、かつ、生きて肉体を動かしている。
心臓は拍動し、肺は呼吸し、消化器官はあなたが意識をしなくても、消化液や消化酵素を分泌してくれる。
これらの身体の働きは、あなたの自我意識で動かせるとでも思っているのであろうか?
椅子から立ち上がる時も、それぞれの関節は離れ離れであるが、一連の動きとして、椅子から立ち上がるという一つの動作を完結させる。
関節一つひとつに、命令を出しているのであろうか?
普段何気なく行っている動作や、食事・排泄すべてにわたり、神の一体性の中に行動が起きている。
この事実はどなたも、否定することは出来ない。
2.胸の中の神
皆さんの胸の中に居られるのは、創造主=神ご自身である。
その神ご自身が、一人ひとりの胸の中に宿った状態を「神我」と呼ぶ。
神我は、創造主=神が、個人に宿って「発現」した状態である。
創造主=神も神我も、一体であるがゆえに、創造主=神と神我の間には、何らの分離も無い。壁も無い。
個人として現れつつある神が、今、あなた達の中に居られる「神我」なのである。
明想を繰り返すうちに、この神我が、父なる神の意識の中に退行すると、父なる神の全能によって、神として、人前にあらわれたり、人前で話したりすることが可能となるのである。
3.成就の御業(みわざ)
誰であろうと、神の御名において、何かを求めれば、それは必ず成就する。
なぜならば、父なる神と神我は、一体だからである。
あなた達の神我意識も、明想により意識が高揚した時、イエス・キリストご自身が顕した御業を成就する。
人間の姿形を持ったまま、明想により意識を高揚させることが出来たら、人間は神の意識を知ることが出来る。
創造主=神は、神の口より流れ出ずる言葉によって創られた人体という神殿にこそ、住み給う。
私は、その言葉である。私に因らずして生じたものは無い。
あなた達は、自分自身の中にある神の意識を、よくよく把握しなければならぬ!
なぜなら、神の意識によってのみ、あなたたちは存在するようになったからである。
4.まとめ
人間は、今まで、はかなき五感の感覚によって築かれた心と体で「神の無限の智慧と愛」とを説明しようとしてきた。
今や、新しい知識を得たあなた方は、聖なる神を限定して、人間の水準にまで引き下げる愚を、敢えて成すであろうか。
己自身をも知らぬ人間が、神の一切を説明できるはずは無い。
多くの人が、己自身の探究に勤しんだ、と祈る!