ブログ更新795回目。
みなさんこんにちは。
1.根本(コンポン)
根本とは、訓読みでは、ネ(根)モト(本)である。
根の偏(へん(左側))は、「植物の木」を表すキヘン。
旁(つくり(右側))は、「艮(ゴン)」。艮の意味は、「止まる・限る」である(占いの世界では、八卦の一、方向は東北方向を表す)。
根とは、文字通り「木が止まる」という意味で、地中深く根が張ることで、木が、大地に取り付けられる部位を表す。
何事によらず、根本がわかっていないと、物事が定まらない。
人間自身も、自らのコンポン(根本)がわかっていないために、世界中が大騒ぎである。
2.人間の根本
人間の根本は、「神の大愛」である。
神が、人間を創り、神ご自身が、その人間という形態に自らを宿らせて、出来たのが、「人間」である。
人間の肉体は、神ご自身の手作りであり、その肉体に自らの生命を宿らせることにして、人間は生動出来るようになった。
動物と人間の違いは、神の智慧をいただくことが出来たか否か、である
動物には本能が与えられているが、人間には、本能+智慧が与えられている。
神が、人間に与えた特徴は、「愛情」である。
人間同士が、愛し合う唯一の表現が、「愛情」に裏打ちされた身・口・意である。
現代人は、この自らに宿っている「愛情」を、顧みることが無い。
3.大愛
創造主=神が、人間に与えた「愛情」の根本は、『大愛』である。
鉱物における「親和力」、植物(花)における「本質」、動物における「本能」、人間における「愛情」の四つの根本は『大愛』である。
神は、愛情の表現が出来た人間には、『大愛』に気付くように、多くの試練を与えている。
愛情を得る者、愛情を失う者、は、神の仕掛けた、大愛に気付くプロセスを体験している。
愛情を得る者は、愛情を与え切りにした者である。
愛情を失う者は、愛情を得よう・得ようとした者である。
愛情にも、「作用・反作用の法則」は、厳然として働いている。
愛情は、得るものではなく、愛情は与えるものである‼
4.まとめ
創造主=神が、愛そのものについて、繰り返し言われるのは、『愛なき行為は、無に等しい』のひとことだけである。
大愛によって、全てが創られ、大愛が全てに宿っているなら、「全ては、何」ですか?
全ては、大愛です‼
多くの人が、「全ては、大愛によってなれり」という言葉の意味を、深く理解した、と祈る!