ブログ更新764回目。
みなさんこんにちは。
1.助けてください!
そのように、哀願されても、助けられない。
無慈悲のようであるが、『天は、自らを助くる者を、助ける』という言葉を、天上界では教える。
人間意識の、コンサルタント・カウンセラー・コーチ等々の仕事をしている人は、仕事上、答えを導くようにしているようですが、、、。
本音は、クライアント自身が、答えを持っていることを、知っている。
天上界の教えは、簡単である。
人間一人ひとりに宿っているのは、他ならぬ「創造主=神の力」である。
全知全能が、一人ひとりに実在している。それが、今の今、あなた達を生かし、霊的にも成長させている。
「助けてください」と言うのは、自らに宿っている創造主=神を知らないために出てしまう言葉である。
2.他力本願
他人の力を借りて、自らが助かろうとする宗門の考え方である。
これを、他力門という。
阿弥陀如来にすがって、助かろうとする考え方である。
他力救済ともいう。
自力本願という言葉はない。他力門に対する言葉は、自力門という言葉があるだけである。
助かる考え方が、違うのである。
「自らの裡にある力を呼び覚まし、自らの力で助かること」を目指す。これが、自力救済である。
運命を切り開けるのは、他力では出来ない。
いつ来るともしれない幸運を待ち続けるのが、他力である。
自力は、自らが自らに能動的に働きかけて、環境を変え・人間関係を変え・自らの心を変える作業をいとわない、人生態度である。
3.強い人間をつくる
強い人間をつくれるのは、自力ですか? 他力ですか?
他力は、「御仏の救済に頼らせる生きかた」である。
自力は、「自らに内在する生命力に気付き、発動させ、自らが信頼に足る存在であるとする生きかた」である。
強い人間であるのは、「自力の生きかた」である。
ここで、宗門の比較論争をするのではない。
人生の生きかたとして、「自力」を選択するのか、「他力」を選択するのか、という二択を迫っているのである。
誰かを頼っていては、頼るべき人の他界や裏切りで、自分の人生が揺らいでしまう。
自らを頼り、自らの選択で、人生を乗り切る覚悟が出来れば、自立できるし、自律することが出来る。
全ては、自らの責任だから、自分で律するしか方法はない。
4.まとめ
多くの人が、「自力を選んだ」、と祈る!