ブログ更新248回目。
皆さんこんにちは。
よくある質問: 人生には、どんな意味があるのですか?
お答え:自分に「内在する精神性の向上」です。
なぜか?
創造主は人間を神に似せて創られました。
その人間を地上界に降ろすときに、肉体防衛のために「自我を少しつけて」いました。
人間はその自我を自分の欲のために強めてしまったので、自我の強い人間社会ができてしまいました。
創造主は、人間の役割を「地上界を、天国と同様に豊かに実る世界の実現のため」と、決めているのです。
馬や牛・羊などなどの動物には、言語がありませんので、天国を完成させる能力はありません。
人間に言語能力を与えて、文化・文明を発展させて、地上世界を創造主の意図した世界に仕上げることを、人間の使命にしています。
しかし、自我が強いと、地上に天国をもたらすことはできません。
なぜなら、天国とは「自他のない世界」だからです。
人生は、その「自他のない心の状態に到達する修業のため」に設定されています。
人生の中に起きる波風は、その人の内面の精神性を高める絶好の修業の場になっています。
創造主は、その人にふさわしい試練を与えていますので、その人にしか克服できない問題を出しています。
他人が、他人の人生を肩代わりできない仕組みになっています。
人生は、肉体を持っている間に精神性を高める絶好の機会なのです。
肉体を失うと、精神的な成長は極端に遅くなります。
肉体のない精神だけの状態では、精神性の成長に必要な苦痛を感じることができないからです。
苦労や苦痛を感じて、さらに克服して、精神性の成長が果たされていきます。
多くの人が、人生の体験の中から「精神性の向上」を果たした、と祈る!