東日本大震災後しばらくというもの、私は毎日難しい顔をして過ごしておりました。尊い数多の命が失われ、この方たちのご無念を思い、大きな悲しみの中にいたのです。
一方で「生き残った者たちが震災以前よりも立派な日本を造る努力をしないといけない」と大袈裟な覚悟をかためたりしましたが、近所のお年寄りだけの世帯を訪ねて、励ましの言葉をかけるくらいがせいぜいの毎日に、ため息をついていたのです。
そんな中、震災前に企画していた伊勢神宮参拝旅行に4月7日から2泊3日で友人たち4人と行って参りました♪
震災復興と原発事故の無事終息を祈願しよう!と大変気合が入ったものです。
私たちはまず猿田彦神社に参拝し、伊勢神宮外宮・内宮で神楽を奉納し、大切な別宮数社に参拝しました。
満開の桜を愛でながらの道中です。
どの神社にもいつも以上に神々の気配は色濃く、大きな励ましを沢山戴いたように思います。
日本はどうなってしまうんだ!??という重い気持ちとは全く違う、心洗われる旅に一同「帰京したらいつも以上に精一杯過ごそう!」と心を新たにいたしました。
写真は伊勢郊外の畑の畦道に咲いていた白いニホンタンポポです。関東ではセイヨウタンポポに駆逐され、姿を消して40年近くになります。
お伊勢参りの最後にこの花の群落を発見したとき、日本は必ず復興する!という確信が魂の底から沸いてきました(=⌒▽⌒=)。
こんなときだからこそ、神々は優しく「どのような災害にあっても、決してうろたえてはならない」とおっしゃっているようです(=⌒▽⌒=)。