カッコーの巣の上で | HEAVY METAL CAFE 

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HR/HMを中心に、メロディの美しい音楽について語らせていただきます♪
映画にもハマっております。

…実は、その他なんでもありだったりして…

新・午前十時の映画祭

■原題
ONE FLEW OVER THE CUCKOO'S NEST

■制作国
アメリカ
■日本公開年度
1975年

134分/ヴィスタ

■監督
ミロス・フォアマン
■出演
ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー、ブラッド・ドゥーリフ

J・ニコルソンが、ついにアカデミー主演男優賞に輝き、同時に作品賞ほか主要5部門を獲得したヒューマン・ドラマ。
1960年代オレゴンの精神病院を舞台に、刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装って入院してきた男の、病院内の非人間的な管理体制に反逆し続ける姿を通し、人間の尊厳と社会の不条理を問う問題作。

■物語
マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)は、刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入院した。そこで行われていた管理体制に反発を感じたマクマーフィーは、絶対権力を誇る婦長ラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)の定めた病棟のルールに片っ端から反抗していく。最初は婦長の言いなりだった患者たちも、次第にマクマーフィーに賛同していくようになり、生きる気力が湧いてくるのを感じていくのだが……。
■こぼれ話
 本作のタイトルはマザーグースに由来している。「葡萄に ミントに お菓子に コーン/りんごの種に りんごのギザギザ/ワイヤー ブライヤー ふさふさの毛/ガチョウが三羽いましたとさ/一羽は東に飛んでった/一羽は西に飛んでった/もう一羽はカッコウの巣の上に」(壺齋散人訳)が全文だ。公開当時のキャッチコピーには、その後半部分が使われた。ちなみに「cuckoos」には鳥のカッコーの他に「気が狂った」という意味もある。つまり「カッコーの巣(Cuckoo's Nest)」とは精神病院を指しているのだ。

ラスト、チーフのとる行動が衝撃的だが、後年の『ミリオンダラーベイビー』などと比べれば、その行為自体はまだ合点が行く。

ただ、『感動のヒューマンドラマ』というにはあまりにも悲惨。

最後にマクマーフィに対して行われた『治療』も…時代を感じる。何せ39年前(原作はもっと前)の作品だしね。

マクマーフィとチーフの友情と、それぞれの演技、キャラクターに感動した。

89点。