1972年発表。
ロック史上でも指折りのライヴアルバム。もちろん、歴史的名盤に指定w
第2期の彼らをとりあえず聴いてみたい、というひとには本作を薦める。
1972年、8月15、16、17日に行われた彼らの初来日公演を収録、年末には日本発売されるというスピードリリースだったが、それもそのはず、音源に一切の手直しをしていないらしい。
当初発表されたオリジナルの「Live In Japan」は3公演からのベストテイクを収録したものだが、演奏・歌唱の完成度、録音のよさ、どれをとってもまさに奇跡的な出来ばえだ。
なお、英米では「Made In Japan 」のタイトルで翌年発売された。レコード会社はスタジオ録音作品を先に作らせたかったらしく、はじめは乗り気でなかったとか。本作の出来の良さに気を良くしたバンド側に押し切られたらしい。
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1.Highway Star
2.Child In Time
3.Smoke On The Water
4.The Mule
5.Strange Kind Of Woman
6.Lazy
7.Space Truckin'
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1.で幕を切って落とすのはこの頃のお約束だが、イントロに入る前からその臨場感に胸をわくわくさせられる。そして曲に入ってからのスピード感、迫力は素晴らしい。I.Gillanの調子も最高だ。
3.で聴衆の手拍子が1拍3拍に入る「日本民謡調」になるのはご愛嬌。Blackmoreがやりづらいのだろう、カッティングで2拍4拍を指示するのだが…w
7.はいささか冗長過ぎか。エンディングを思わせる箇所がいくつかあり、聴衆も拍手するタイミングが分からず、戸惑う場面も。
1997年になって、3日間の公演内容をほぼそのまま収録した3枚組ボックスセットが「完全版」として発表された(画像下段がその英盤ジャケット。タイトルとともに「Made In Japan」ではなく日本盤と同じ「Live In Japan」になっている)。
ただ、残念ながら3日間の全ての演奏が素晴らしかったわけではないことがこれで露見。
緊迫感のない場面も多々ある上、たいていはオリジナル「Live In Japan」に収録された演奏に比べてはるかに出来が悪い。
完全版をまず聴いてしまうと、かなり印象が悪くなると思われる。
完全版はあくまでもマニア向け、ということにw


