1970年、週刊少年キング連載。
私がもっとも感動したマンガといえば、迷わず本作といえます。
手塚作品の中の、いわゆる「性教育マンガ」といわれるジャンルに属すると位置づけされる作品ですが、それらしい押し付けがましさみたいなものは他の作品と比較しても希薄です。
そんなことよりも、なんといっても壮大なドラマに圧倒されます。
恋愛SFファンタジーとでもいいましょうか。
初めて読んだのは単行本で、たぶん小5の頃でしたでしょうか。
同級生と比べるとはるかに性についての知識は持っていましたので、性的内容については別に刺激は感じませんでした。第一、特別な性描写があるわけでもないんですけどね。
簡単に設定だけお教えしたいと思います。
『母親が原因で男女間の愛を信じることのできない少年が主人公。
彼がいつしか不思議な世界に迷い込み、時間軸を飛び越えて様々な体験をする。
そしてどの世界でも出会う少女と恋に落ちるがそれは……。』
…どうでしょう?
少しでも読んでみたいと思ってもらえたなら、私の目論見は達成されるのですがw
読後は壮大なドラマ性に圧倒され、涙がとまりませんでした。
主人公がこの先も永遠に繰り返すであろう…いや、ネタばれしちゃいますのでやめておきましょうw
ま、なんといっても私が小5のときの話ですので、現代の小中学生、まして大人が読んでどれだけ感動できるかは幾分の不安も感じますが。
余談ですが、当時私が手にした版(コンビニでよく見る廉価版コミック同様の安っぽい製本)をこの間古書店で偶然見かけたのですが、なんと2千円の値札が付いててびっくり。
現在は持ってないのでもう少し安ければ買おうかな、と思ったのですが。


