Fate & Destiny / DOUBLE DEALER | HEAVY METAL CAFE 

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HR/HMを中心に、メロディの美しい音楽について語らせていただきます♪
映画にもハマっております。

…実は、その他なんでもありだったりして…

DOUBLE-DEALER
FATE&DESTINY

BURRN! 誌の3者クロスレヴューでは、89-90-95 と信じられないほどの高評価でしたが…

結論からいえば、そこまでの点数をつける気にはなれません。

曲の完成度、個々のプレイの成熟度、演奏・歌唱技術、どれをとっても過去の作品を凌ぐ出来で、世界に通用するだけのものを引っさげて復活してくれたのはうれしい限りですが、HR/HMに私が要求するのは一聴しただけでガツンとくるインパクトを、アルバムの1曲めで感じさせてほしいということ。

小ぎれいなG.オーケストレイションで始まる1.『Stream of Time』 のイントロには少し拍子抜けです。

ただ、曲が進むにつれて不満は薄れ、彼らの飛躍的ともいえる進歩に、頼もしささえ感じましたが^^


下山のVo.も島のG.も、よく練り上げられた素晴らしいもので、さらにその両者が絡む様はまさに圧巻。

ふたりとも、過去最高のプレイを聴かせてくれます(下山のSIXRIDEは遺憾ながら未聴、すみません)。

個人的には、歌メロの煽情力は1stアルバムのほうが上だと思うが、下山の歌唱の凄みが増した分、曲全体の存在感・説得力は圧倒的に強くなった感がある。


さらにKey.の堅実な仕事ぶりも好感大。出るべきところでは出て、かっこいいプレイを聴かせてくれる。

インスト・パートの充実ぶりは、Key.と、新参加のB.の助力も大きいか。

磯田のDs.は、ミックスの加減か、やや引っ込んで聴こえた。残念だ。

ついでに録音について触れておくと、デジタル録音臭い平坦な音像は、彼らの音楽性をスポイルしていると思う。その点を考慮してか、ミックスにはかなりの工夫をこらしているようだが、1st. の与えてくれたダイナミズムには及ばない。


しかし結局のところ、キャッチーなオープニングリフがないのと平坦な音像が不満、というだけで、けして出来にがっかりしているわけではなかった…彼らは凄い。87点^^


P.S. ジャケは地味すぎだよねぇ。