「ご提案から部屋作りにかけての全てがとっても楽しい経験となりました」

こんにちは。

インテリアコーディネーターのOffice SPIRAL 水田恵子です。

先週から納品が続いています。

出張したり、今、会長を仰せつかっているICA関西でも会議や理事会、セミナーなどを開いたりして、忙しくしていました。

秋もすっかり深まり、冬の足音も聞こえそうですが、皆さんはいかがお過ごしですか？

今日は、先週に完了したお部屋をご紹介しますね。

「クリエイターのスイッチをONするための部屋」です。

[お客様について]

30代女性、お一人暮らし、賃貸アパートにお住まいです。

お仕事とは別に、絵を描いたり（アナログでも、デジタルでも）、音楽制作をしたりと.とてもクリエイティブな活動をされています。

[お悩み]

お部屋にはそのための機材やパソコン、本などがたくさんあるのですが、それらが雑然として落ち着かない、作業がしにくいことにお困りでした。

また、食事をしたり、くつろぐための場所が確保できていない、という状態でした。

[水田の解決策]

①まず、作業をするスペース（アトリエと命名）と、リビングエリアを分けました。賃貸なので、壁や天井を傷つけない、突っ張りタイプのパーテーションを利用することに。

②そのうえで、パソコン作業、音楽制作作業、アナログで絵を描く作業と、それぞれにデスクを用意。

③窓廻りや照明器具に思い切ったデザインを入れることで、殺風景な部屋にならないように。

こちらが完成したお部屋です。

まずはアトリエ。

手作り吹きガラスの照明器具。お部屋が生き生きします。天井に映る影が素敵すぎ(*^-^*)

リビング側。ラグを新調し、「プフ」と呼ばれる丸いクッションを置きました。ゴロゴロできます(*^-^*)

たくさんあった本は、お客様がかなり整理しておいてくださいました。

本棚は、以前にもお世話になった奈良の下村家具さんにて調達。

大判の紙が収納できる場所が欲しいとのことでしたので、デスクを一つデザインしてオーダー家具屋さんで製作してもらいました。

二重になった天板の間に、大きな作図用紙を置くことができます。

窓廻り。

ブラインドの上部に、オリジナルデザインのペンシルギャザーバランスを取り付け。

ここにはヒラヒラした感じが欲しくて、カーテン屋さんの吉川さんに、ああでもない、こうでもないと、色々相談しました。

観葉植物は「アグラオネマ」。映画「LEON」に出てくるものです！

初めは他の植物をご提案していたのですが、それを見てお客様が「LEONのに似てて、いいですね！あの映画が好きなんです。」とおっしゃったので、せっかくなら同じものを、と調べてみたのです。いつもグリーンの手配をしてもらっている藤本さんに相談したら、あっさり「ありますよ」との事。わ～い！あ、育て方もそんなに難しくないの？じゃあ、それで！！ととんとん拍子に進んだのでした。

納品の時は、お客様もずっと一緒に作業をして、業者さんたちとのおしゃべりも含め、楽しんでくださいました(*^-^*)