インテリアコーディネーター事務所Office SPIRALの水田恵子です。
フリーランスでお仕事をしたいなと考えているICさんに、役立つかも知れない、参考になるかも知れない記事を、シリーズで書いてます。
今日は値段決めのこと、その③です。
前回とその前の2回は、料金をどうやって決めたらいいか、という話をしています。
前回の料金の決め方その②で、料金を計算するもとになる基準をいくつか挙げたのですが、具体的な数字は一切書いておりません!
「…でっ!結局それをいくらにしたらいいんや!」
っというみなさんの心の声が聞こえてきます(笑)
しかし、そこまでは書くつもりはありません!
それは、各々で決めるべきだと思うからです。
あなたとお会いしたこともお話ししたこともない、お仕事にかける想いや、どんな特色を持ってお仕事をしてる方なのかも知らずに、あなたの値段をわたしが決めるわけに行きません。
なので、具体的な数字のお話はしないことにします。
でもせめて、わたしがしばらくお仕事をさせてもらって来た中で感じていることだけ、書かせてもらいますね。
1. お金を頂くのはお客様のため。
全然申し訳ないことではない。という事。むしろ、無料では頼みにくい、聞きにくい、という人も多いのです。
現場、事例によって、値段はケースバイケースであるのが現実ではあるけれど、なんらかパッケージにしてメニューにし、値段を決めると、お客様側も依頼しやすいようです。
2. 「人格を分ける」
私たちはインテリアコーディネーターですが、独立したら経営者でもあります。自分が自分を雇っている、利益率をチェックする立場でもあります。お客様とお金の話をするときは、経理担当者として割り切ってお話してみてください。
そして料金の決めてになるのは
3. 「自分が頑張れる値段」
他のICがいくらもらっているのかとか、お客様に高いと思われるのではないか、と気にするより、お客様のために、自分が気持ちよく頑張って尽くせる金額を設定するのが良いと思います。それが、お客様のためにもなるのではないでしょうか。
4. 「後で変えられる」
金額は後で変えることができます。色々考えすぎるよりも、これくらいかなという値段で始めてみるのも一つです。キャリアを積んで違和感が出て来たら、その時に変えれば良いのです。
5.自分の心が正解を知っている
値段を決めてみたものの、まだ実力もないのにこんなにもらっていいのかな、と思うなら安めにすれば良いし、これじゃあ赤字だ、自分の労働や、出す成果に見合っていない、と、徒労感を感じるなら、上げれば良いのです。安かろうが高かろうが、他人からとやかく言われる事もないのですから。
…これくらいでしょうか。
普通の起業塾などでは「月にいくら売り上げが欲しいか」から逆算して値段を決める、などと教えてくれると思うのですが、
すぐに自分のフリーランスの収入のみで生活する必要がないなら、まずは自分の気持ちに無理のないところから始めるのが、わたしは一番スッキリすると思っています。
楽しくお仕事をしたいですね♪
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