擬似餌インプレッション① | A Nature Lover~my fishing life~-2nd

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徳島在住。
フカセメインで、その他諸々の釣りをやってます

どうも!


初のインプレ記事です笑




今回紹介するのは、自分の使用頻度が高い、

「ビッグバッカースライドスティック」





もうすでにいろんな方がインプレされてますが、ここ3シーズンしっかり使い込んできた自分なりの考えを書きたいと思います










【キャスタビリティ】

個人的にはイマイチ……

決して飛ばないということでもないんでしょうが、向かい風、横風により容易に飛行姿勢が崩れます

風があるときには特に、「飛ばないなあ」と感じます




100パーの力を込めるのではなく、しっかりロッドを使い、飛行姿勢をコントロールできたキャストが決まるとキモチイイ!


ただ、ミスキャスト時の失速もすごい笑






【アクション】
ジグのアクションは主に2つ


「ダート」と「フォール」です


ここでの「ダート」とは、のちほどでてくる「跳ね上げ」とほぼ同義だと考えていただいて差し支えないです







スイミングでのウォブリングに関してはここでは言及しません。そもそもジグは、ロッドワークを入れてこそ真価を発揮するもの。泳がせたいなら、ジグミノーやヘビーシンペンでいいやん!となるわけですよ、はい。

ジグのただ巻き……それは例えるなら、餃子の王○でラーメンをオーダーするようなもの。せっかく餃子がうまい店なのに、餃子を頼め。ラーメンが食いたいならラーメンがうまい専門店に行け!と思いません?笑







さて、詳しくは後述しますが、このジグ、「ダート」と「フォール」どちらにも優れています


ロッドワークに対するレスポンスの高さは下馬評通り




そのレスポンスの高さが幅広いバリエーションの演出を可能にします。






移動幅を大きく取ったジャーク後にフッとテンションを抜いてやると、おもしろいようにジグがバランスを崩すわけです

まぁスライドスティックのみに限った話ではないですけどね










前述のパターンで釣ったシオ
ジグが隠れてしまっていますが、40gコットンキャンディでのヒットでした




どのジグでも定番の口の使わせ方だとは思いますが、スライドスティック特有の細身のシェイプから産み出される鋭い跳ね上げからの一瞬のフォールは筆舌に尽くしがたい!!





このジグの十八番アクションと言っても過言ではありません













【シチュエーション】

ズバリ、潮が速いときと遅い時…笑笑笑






え?じゃあいつでも使えるジャン!と思ったそこのアナタ、半分正解で半分不正解です!!




まず潮がかっ飛んでいるケース



引き抵抗の軽さから、楽にしゃくれます






この「楽にしゃくれる」という要素……
意外に重要なエッセンスですYO!







あえて底をとる必要がないシチュエーションで、沖に潮が流れている場合は、とにかく沖へ沖へ30~40gのスライドスティックを流していきます






60gで一通りサーチし終えての40gフリーフォールで!






あえて軽いウエイトのジグを流すだけ流すのもアリ

ショアにいながら150メートル沖が探れるわけです。
夢があるとオモイマセンカ!?!?




私はこのような状況だとフリーフォールも1回のキャストの中での重要なポジションを担っていると考えます



「ジャカジャカで追わせてフォールで食わせる」






このありふれた陳腐な売り出し文句がまた違って見えてくるはずです






潮が速いということは、フォール時の下への推進力が弱まると言うこと
つまり、任意の一定のレンジでの食わせるタイミングが広がるんですよ



あ、ジャークメインで探りたいときは、60gを使いましょう!












「いやだって奥さん、ウチそんな潮の速い外海エリアに住んでいませんし……」



そんな声が聞こえてきそうですが、ジャークによる跳ね上げを生かしたいならむしろ潮がまったりなシチュエーションです






雰囲気がない中、前述の十八番アクションでヒット!






これからの秋シーズン、タックルボックスに忍ばせて置いて損はない1本だと思います




まずは1投目、パイロットルアーとしてその日の魚の活性や潮流を探るのもgood








では、このジグの特徴である鋭いジャークを追いきらない場合はどうするか



それは別のジグの出番なのですが、その話はまた別の機会で!!