下図のフラクタルとは

相似形という概念で

簡単に言うと

似た形の部位は

影響しあっているということです。

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図:天城流湯治法 シェアお願いシリーズより


具体的に

どういうふうに使うかというと

後頭部をほぐすと

肩甲部の動きが良くなります。



では、タイトルの

【日本拳法 セルフケア 頭部】

についてです。

日本拳法の特徴として

頑丈な防具を付けるのですが

特に頭部の面防具は

打撃・投げ技(床)から

頭部へのダメージを

大幅に劇的に軽減してくれます。

この防具のおかげで

激しい組手が可能となります。


面防具の機能を最大限に

発揮させるためには

しっかりフィットさせる必要があります。

面防具の中にタオルを入れて

面防具と頭部をフィットさせるのですが

強く締め付けるので

どうしても頭部の筋肉の動きは

少なからず制限を受けるので

滞りができてきます。


以上のことから

日本拳法のセルフケアは

特に頭部をほぐすことが

大切だと考えます。


自分の身体を守ってくれる

防具とうまく付き合っていくために

防具の付け方を工夫して

さらにセルフケアをすることで

更に強く

より安全な

日本拳法が可能になると思います。

今日はここまで。




日本拳法 龍皇會は

土曜日 19:30〜21:30

近江八幡サンビレッジ

で稽古があります!




整体処 やわら氣堂

たまに患者さんから
「病院はこれだけしかしてくれない。」
と言われることがあります。

でも、見方を変えると
保険範囲でこれだけでもしてもらえるなら有難いと思います。

厳しく言うと
自分で痛めたんやから
なぜに皆んなの血税の保険範囲で
そこまで面倒みる必要があるねん!
という見方もできます。

もし、これから
団塊の世代が
医療費を膨らませてしまったら
現在の3割負担では済まないかもしれませんし
税金も上がるかもしれません

そうなる前に
『自分で自分の身体を治す(守る)』
文化が拡がって根付き
健康な人が増えて
医療費が減ったらいいなと思います。


以前、太極拳の本に書かれていた

練習方法を急にやりたくなり

片手で左右ともに200回、両手で200回。

計600回を数日続けていたら

顎の耳下腺と顎下腺が腫れて

胸の奥が痛くて

深い呼吸ができない

発熱もあるという症状で

体調を崩したことがあるのですが

この経験で大切な氣付きがありました。



体調を崩した原因は

練習中の肩甲骨の位置が悪くて

悪いフォームを繰り返したことで

小胸筋が硬くなって

耳下腺と顎下腺に対応する

肋間が滞り

呼吸が浅くなって

免疫力が低下したからです。



この練習を短期間に集中したので

結果(体調が悪くなる)が早く出て

原因(肩甲骨の位置)がわかりました。


今では本に書かれていた内容の

意味も以前より理解できるようになり

身体の動きも感覚も

以前と比べると

かなり精妙なものに変化しました。



もしかしたら

この練習をボチボチと

30回ずつぐらいにしてたら

肩甲骨の位置が悪いことに氣付けずに

何年も悪いフォームを続けていた

可能性もあります。



焦らず慌てずのんびりと

ボチボチするのも好きですが

急に思い立って

何かに突き動かされるように

衝動的に短期集中してみると

目の前の景色が

がらっと変わってしまうことも

あるんだな〜と。



なんかよくわからんけど

今はこれをやりたい!

っていう直感で衝動的に

動き出してしまうので

立てた計画が

一瞬で粉々になることがあります。笑