一言で表すと
太極拳の身体の使い方を会得しやすくするための手法です。
太極拳は体幹の内側からの動きを柔軟に波のように手足まで伝導させることによってなされる武術ですが・・・
現代人は外側の筋肉を使うことに慣れ過ぎていて、内側の筋肉をうまく使えなくなっています。
図:杉本錬堂先生のブログより
そのため、外側が硬くなり、内側の力も感覚も弱くなっているので、外側を緩めて内側の感覚を覚醒させる必要があります。
内側を使えないまま、外側に頼って太極拳の形をゆっくりと続けていくと、関節に極度の負担が継続してかかるため、重度の損傷を起こす可能性が高いです。
ここでは、僕の学んでいる内家拳(柔拳、氣功武術とも言う。太極拳も含まれる。)の身体の使い方を可能な限り言語化し、その身体操法を会得しやすくするための手法を天城流湯治法の一般公開されてる『シェアお願いシリーズ』を用いて説明します。