愛犬の行動は、言葉掛けだけで変えられていますか? | 犬の保育園・ペットホテル Casa di Spink ☆スピンクの家☆

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ご質問頂きました!
どうもありがとうございます。
なので、お散歩のお話しをもう少し続けます。

私がお散歩で愛用しているのは、ゴムが編み込まれた平リード。これを使うと、もう他は使えないです。
ゴムが手にぴたりと着いて全く滑らないし、平リードは手繰るのも楽。

ちなみに長さはパピーの時から3mです。
え〜長〜い!って言われるけど、だら〜んと長く垂らしている訳でも、長いままでピーンと張っている訳でもないんです。

要はフレキシブルリードと変わりません。
ただ、私はフレキシブルリードが嫌い。手元のロック、アンロック、リードの巻き取り、など操作に手間取るし、それが犬の行動にワンテンポ遅れる原因になるし。

あと、フレキシブルリードは常にテンションが掛かってるので、体の小さい子には負担です。
興奮しやすい子には、刺激になります。

私は3mリードで、フレキシブルリードの巻き取り&ロックを自分の手でやるのです。
だからお散歩バッグは手に持ちません。必ず両手を使ってリードを扱うので、バディバッグ、ショルダーバッグ、バックパックで両手を空けてます。

リード扱いの勘違いひとつに、「リードを使って犬をコントロールしようとしてしまう事」があります。
見ていると、ほぼほぼの飼い主様がやっているんですが…。

「こっち行くよ!」「そっちに行かないで!」
「止まって!」「早く!歩いて!」「拾い食いしないで!」等々
リードをグイグイ引っ張って、言うことを聞かせていませんか?

もしそうなら、リードがない時は、愛犬が飼い主様の言うことが聞けないってことなのでは?
例えば「止まって!」と言っても、フレキシブルリードのロックのタイミングが遅れたら?
リードが手から離れてしまったら?
そもそもリードがないタイミングだったら?

ノーリードのフリー状態でままでも、全く同じ行動が取れないと意味が無いんです。

「こっち行くよ!」「そっちに行かないで!」
「止まって!」「早く!歩いて!」「拾い食いしないで!」等々は、言葉掛けで動けるようにしましょう!

私自身はトレーナーですが、コマンドで犬に指示をするのが嫌いなので、普通に話しかけて、丁寧にコミユニケーションを取る事で行動を促したいんです。

だから、止まるという行動に対しても、「ちょっと待って」「待ってて」「止まって」「ストップ!」と場面と緊急性で使い分けています。
「待ってて」は、前に進まなければ、その場でウロウロしててもよいの良いのですが、「ストップ!」は、だるまさんがころんだ!状態で止まる事です。

前から来る人とすれ違う際は、前を歩いているシオンに、「シオン下がって〜」でシオンは私の左横に付きます。

お散歩中に会うワンコとは、全員とご挨拶したいシオンですが、「○○ちゃんは、ご挨拶出来ないよ、バイバイして」「○○ちゃんは、びっくりしちゃうから、ゆっくり近寄ろう」「○○ちゃんは、ちっちゃいから、座って待つよ」で、対応を変えられるようになってます。

先代のスピンク店長に比べると、シオンはまだまだテンションが上がると、夢中になって忘れてしまいますが、大型犬と小型犬が触れ合うには、それなりの配慮が必要だと思っての事です。
これも、その場その場でリードでコントロールすると、失敗しがちな場面です。

普段から、言葉掛けでコミユニケーションを取る事と、コマンドで指示して行動させる事は、同じなようで全然違います。

長くなってしまったので、この辺のお話は、また次回に〜!