大利根月夜である。バリの月。
〽あれをごらんと指さすかたに、、、、昔眺めてわろうた月も、今日は涙の顔で見る。
幸いなことに、自分は未だ、しくじっていないので、何とか食いつないでいる。支えてくれている家族と同僚に感謝。
▽最後の晩なので、G20で岸田首相が泊まられたホテルに夕食へ。
前菜(タパス、とスペイン流の名前がメニューに付いていた)
▽メインディッシュ、隣のIchさんが頼まれたダック。イギリスのお茶みたいで豪華。
▽自分が頼んだビーフステーキ。美味かったがちょっと安っぽい。
▽ビール三本(小瓶のビンタンとプロスト)とワインをちょっといただいてお開き。
朧月夜がすばらしい。
▽ゲートの大彫刻が素晴らしい。インドネシア・バリのホスピタリティに感謝して宿泊先へ戻る。
福田ドクトリン(1977)にも感謝。おかげで良い関係なのだなあ。
▽ホテルへ帰るタクシーの運ちゃんに、日本語で「あれー、もっとどっか行かないの~?案内するよ~」と言われたが、爺ばっかりで「ごめん、ありがと~」と言って辞した。
1977年に、「相手の文化を尊重する」と言うドクトリンを出してくれた福田赳夫元首相に再び感謝。きっとそのころは、どこへ行ってもユーミンの「スラバヤ通りの妹へ」みたいな状況だったのだろうな。当時の日本人も仕事に必死で、とても大変だったのだろうけれど、、、。
幸か不幸か、もはや自分は大変ではない。老兵は死なず、働かないおじさんとなって消え去るのみ、、、。でも、バリまで出張させてくれた仕事場と日本に感謝。
おまけに帰り際、In御大に自分のトークについてありがたいコメントをいただき、また感謝。七時間のトランジット待ち時間に耐えて来てよかった。ああ、ありがたや。
▽帰国便もオンラインチェックイン全くダメ。ガルーダ+ANAの混成だからだろうか、、、。まあいいや、カウンタに並ぼう。