放射能レンズがあった。
酸化トリウム(ThO2)と言うのをガラスに練り込んでいるのだそうだ。
半減期が長いので大した放射線は出ないし、そもそもα崩壊なので、レンズをかじって飲まない限りは安全である。
(注)最近購入した「カメラバカにつける薬」の単行本には、レンズの前玉を舐めるシーンが出て来るが、少なくともアトムレンズに限っては厳禁であろう。
▽旭光学スーパータクマー50mmF1.4、分散(色ずれ)を抑えるために、酸化トリウムの添加が良いのだそうだ。
でも、手元にあるレンズがアトムレンズだとは、聞いてびっくり見てびっくり。
どこかにガイガーカウンターがないだろうか。
▽短波長の紫外線をあてると、酸化トリウムは青い蛍光を発するのだそうだが、、、
▽いわゆるブラックライト(レジン硬化用)程度では蛍光発光は全く見えないみたい(照射波長は不明)。
▽このレンズのために、Aマウントアダプタ(左下)まで買ったのだが、最近、全然、使ってない。
▽机に置くと、絞りピンが押し込まれて、絞られる。F16の状態。
▽お尻側から一枚
▽こちらに詳しい解説が。
長波長寄りの紫外線でも、光量を増やすと、緑色(青でなく)の蛍光が発せられるとのこと。