アトムレンズ | spinflopのブログ

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(2022年1月から~) 
両親が亡くなり空き家となった実家の売却と確定申告日記(2023年6月納税完了)。遺品・写真から亡父母の生前を振り返り菩提を弔う。そして父の遺品の一眼レフカメラSONY α350の交換レンズを購入し使い倒す。

放射能レンズがあった。

酸化トリウム(ThO2)と言うのをガラスに練り込んでいるのだそうだ。

半減期が長いので大した放射線は出ないし、そもそもα崩壊なので、レンズをかじって飲まない限りは安全である。

 

(注)最近購入した「カメラバカにつける薬」の単行本には、レンズの前玉を舐めるシーンが出て来るが、少なくともアトムレンズに限っては厳禁であろう。

 

 

▽旭光学スーパータクマー50mmF1.4、分散(色ずれ)を抑えるために、酸化トリウムの添加が良いのだそうだ。

でも、手元にあるレンズがアトムレンズだとは、聞いてびっくり見てびっくり。

どこかにガイガーカウンターがないだろうか。

 

▽短波長の紫外線をあてると、酸化トリウムは青い蛍光を発するのだそうだが、、、

 

▽いわゆるブラックライト(レジン硬化用)程度では蛍光発光は全く見えないみたい(照射波長は不明)。

 

▽このレンズのために、Aマウントアダプタ(左下)まで買ったのだが、最近、全然、使ってない。

 

▽机に置くと、絞りピンが押し込まれて、絞られる。F16の状態。

 

▽お尻側から一枚

 

 

▽こちらに詳しい解説が。

長波長寄りの紫外線でも、光量を増やすと、緑色(青でなく)の蛍光が発せられるとのこと。