父のカメラと写真8(最終回)「シーソー楽しいワン」 | spinflopのブログ

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(2022年1月から~) 
両親が亡くなり空き家となった実家の売却と確定申告日記(2023年6月納税完了)。遺品・写真から亡父母の生前を振り返り菩提を弔う。そして父の遺品の一眼レフカメラSONY α350の交換レンズを購入し使い倒す。

撮影年不明、タイトル不明、市の美術展に出展して、入選した作品。

仏間(応接間)に飾ってあったパネルである。タイトルは、自分が勝手に想像して付けた。おそらく2012か2013頃である。(2008年だった)

公園で老人が、犬にシーソーをさせている、という楽しい作品。「この構図はすごいだろう」、と言う自慢話を何回か聞いている。

写真の出展にあたり、このご老人の許可を取りに、公園を捜し歩いたらしい。

 

(後記)10/1(金)記、 出品時(2008年)の正式タイトルは 「シーソー大好き」 だった

 

 

こんな風に写真撮影に意欲を燃やしていた父であるが、2013年頃を境に、それも止めてしまった。

理由は、転んでけがをしたことと (違った。骨折したのはもっと前の2006年春だった。)、カメラが重くなり過ぎて、担いで行くのもおっくうになったこと、そして、認知症が多少始まり、PCの操作がおぼつかなくなったことである。「PCショップが勝手に俺のPCにWindows8入れたせいで、全然分からなくなった」とぼやいていたのを良く覚えている。

 

最後のメールは2014年6月25日に受け取っている。それ以後、連絡は電話だけになった。帰省した際、「全然、パソコンでインターネットが出来なくなった」と言われ、調べてみると、PCのWiFiスイッチが切ってあった。その頃でも、タッチタイプは出来ていたのだが、全体のオーガナイズが出来なくなってしまっていたようだ。