沖縄の旅、2日目の午後。
雨が降ったりやんだりで残念なお天気の中、
おきなわワールドを後に、次の目的地に向かいます。
とにかく、遊べるのは今日が最後なのに、
おきなわワールドでちょいとのんびりしすぎたみたいで、時間がかなり押してしまった。
ってことで、気持ちは焦りつつも、レンタカーのナビに従って走ったらば、
人っ子1人、車1台すら見当たらんぐらいの、とんでもない畑の中を走らされたヨ。
最近の愛車ドライブでもよく遭遇することなのだが、
地方に行った時は、ナビより先に目的地の道路標識(案内)が現れた場合、
ナビを無視してソッチに従った方が確実迷わず着けると思う。
目的地までの移動経路
A=おきなわワールド
B=糸満観光農園
C=平和記念公園
↓見所多そうな『糸満観光農園』前通過 ↓おきなわワールドからおよそ20分で到着
平和祈念公園です。
沖縄観光は2度目だけど、平和祈念公園は初めて訪れましてぇ~の、
かなり広すぎて、どこに車を置いたらいいのか分からん状態。
ってことで、少しウロついたけど、
奥にある平和祈念博物館の前に駐車場があったから、そこに停めた。
■園内マップ (拡大で見る場合はこちら→★)
ここから徒歩で見学、
博物館の横から岬の方に向かいます。
緑豊かで静まり返った公園内の歩道を、厳粛な気持ちで見学。
刻銘碑
広く内外にのべ伝え、世界の恒久平和を願って作られた
記念碑「平和の礎」。
国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦で亡くなられた
すべての人々の氏名を刻んだ刻銘碑。
太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念して
1995年6月23日に建設されたそうです。(詳細→★)
こういう場所での撮影は、人それぞれ賛否両論あると思うし、
実際私が写真撮影している横で、若いお兄ちゃんが『こんな場所で写真撮ったら呪われそぅ』
・・・などと小声で話してたけど。
私が言うのもおこがましいが、紹介するからにはできるだけ多くの方々に見て頂き、
過去にあった悲惨な歴史を忘れないよう、そしてどれだけ沢山の方が犠牲にあわれたのか、
命の尊さと平和の大切さを改めて感じて欲しい・・・という願いを込めて書こうと思い写真を撮ってきた。
なのに、あんな若造にそんなことを言われるとは・・・。キィーーーッ
事実、沖縄戦などで亡くなられた国内外の人数は
なんと20万人余にのぼるそうで、戦争の恐ろしさを思わずにはいられない。
↓その先にある大海原
↓右側の景色
↓左側の景色
↓海に背を向けて「平和の広場」を一望
戦争中は激戦地だったこの場所も、今は海と緑豊かな自然が広がっているのが心救われる。
どうか安らかに眠って下さい。(合掌)
さて、公園のお隣には、
いかにも沖縄チックに建築された大きな建物がありました。
沖縄県平和祈念資料館(館内の詳細はこちら→★)
中に入ってすぐ、
床がガラス張りになってる場所があったので覗いてみると・・・ギョギョギョ。
未だに残る戦時中の不発弾がまんま見えました。
既に火薬は抜かれてるのかもしれんが、
なんだかやたらと生々しくて、途端に怖くなったって話だよ。
こんな恐ろしいモノが、まるで雨のように空から降ってきたのだろうか・・・と思うと、
戦争を知らない時代に生まれて幸せだと痛感。
↓キレイで広々した館内は一部有料で見学できる場所があるそうで。
時間的にも余裕がなかったから、
うちらは無料で見れる所だけを見学させて頂きました。
↓トイレから戻ると、爺ちょっぴりお疲れモード↓休憩所からの眺め・・・天気が呪わしい
快晴だったら、さぞかし素晴らしい光景だったに違いない。
お天気もさることながら、
やはり気持ちもかなり重めだっただけに、ハイビスカスに癒されました。
さてさて、そろそろおいとませねば。
公園や博物館からは少し距離があるので、
↓歩くとたぶん時間がかかるだろぉーーと思われる・・・
↑上の2ヶ所は、帰る際に車を端に停めてもらい、
写真を撮っただけなので、せっかく来たのに近くまで行けなかったのが残念。
こんな感じで、時間が少なすぎて少しセカセカと巡りましたが、
次回また訪れる機会があったら、今度は晴天に恵まれ、時間を気にせずジックリ歩いてみたいです。
つづく