もう少し愛を惜しめば

君を嫌いになれたろう

 

心の行き場は君の胸の中だった

理性で気持ちは抑えられない

 

もし君を失ったら

疲弊した僕の抜け殻は

また虚しく違う愛をさまようだけだろう

 

君とのゆらめく時間だけが僕を安らぎへと

繋いでいった

 

いつか君に見せたかった

僕をおとなにした街を

 

もう少しあと少し

それはふたりの愛を計るには無意味な言葉だろう

 

もう少しあと少し

云う事を聞かない我ままが

君とのささやかな過ちを大きくした

 

降りしきるこの雨がやがてふたりの答えを出すのだろう

 

 

線路に沿って歩いてきた

無難に生きてきたの

 

車窓を羨ましく見ていた時もあった

でも外れることはなかったわ

 

そんな時優しい声がしたの

ヒールの踵(かかと)が不意に折れたみたい

貴方に倒れ込んだ

 

そう、ほんとは寂しかったの

寂しさとともに生まれたことに気づいた

そう、貴方に出逢うため

 

愛の力は星の光みたいに

いにしえから輝いている

いま予感は貴方を教えたの

 

季節の風を幾度となく感じては過ぎるみたい

確信は真実を運んでくる

 

ふたつの愛の軌跡が今交わって

ひとつの奇跡を生むことでしょう

 

 

 

 

 

時はさざ波のよう儚さを運んでくるよ

僕まで切なくなる

 

取り戻したいけど

儚かった君は もう帰らないね

 

何故ひとは祈りをささげるの

それはきっと未来に愛を求め 過去を許されたいから

 

運命が決まっているのなら

抗しきれない時間のなか ただ佇み

僕は君の優しさを待つだろう

 

日々激しさのなか どう安らぎを求めたら良い

だから僕はただ祈るよ

 

雪解けに  いずれ山野が青に溶けるように

ただ静かに  ただ穏やなれ

 

叶うなら過去未来 流れる時にひざまずき

僕は はぐれたふたりのため 祈りささげよう