どうしようもないね
男ってやつは

優しさより淋しさを選ぶなんて

冬のリヴィエラ
港を出航ていく船のようだね

孤独に身構えて傍の温もりに気づかない
馬鹿なのは承知してる


僕のベストな掛札は
ダイヤのQueenじゃない
ハートのQueenなんだって

君は耐え兼ねたんだろう


冬のリヴィエラ
忘れかけてた優しさが朝霧になって

心を濡らしていく


灯台の灯りはまだ消えてないようだけど
僕はまた独り出航(さすら)うしかないみたいだね


人生ってやつは本当に

どうしようもならない代物だね

手遅れになる前に帰る港を捜してみるよ






何かが胸を締め付けてる

今何をしていますか
僕の世界は貴方のイマージュで充たされてる



子どものようにときめきに怯えながら
不安定な想いだけが駆け巡る

貴方を今すぐ抱きしめたい

時を止めて貴方に何時までも見とれたい



ふたりは世界の初めの物語のように
無邪気で罪さえ知らない

小さな痛みに気づいた時
僕らは少しおとなになり
神話を超える
愛は果実となり
魂は永遠となるように


何もいらない

窓の外降りしきる雪のように
形あるものは消えてしまうから
尊い思いに優るものなんて

この世界にはないから




どうか瞳を汚さないで
どうか心を濡らさないで


美しいあなたの涙が夢の国に旅立つように
愛するあなたが硝子の国から旅立つように

永遠に囚われた詩人は脆く儚い
少女のような笑顔のまま
夢を追いかけているあなたはまた生まれ代われるだろう

どうぞあなたを夕闇から守りたい
出づる陽光になってあなたを照らしたい

大いなる海原でただ迷うあなたを導きたい
一艘の船となり遠く彼方へあなたを揺らしたい


どうかこのまま愛に生きて

どうかこのまま愛にゆれていて