抱きしめたけど
君はすり抜けるんだね

夏の駅に停車した列車は
蒼い空(あこがれ)へと旅をする

少年の夢を棄てきれない
危うい影を身に纏って
私の思い出はどうか着替えないで
連れていって

まぶしそうに遠くを見つめるのね
旅立つ準備はもう出来たの

流れる雲はちぎれそうに浮かんでる
うらはらなこころも綿雲みたいに浮かんでる

さぁ迷いを捨てて

ふたりの時間は今始まった


儚いもの

好きじゃない
僕の時計止めた君を思い出すから

いつからだろう
なんて
そんな馬鹿げたこと言わせないでほしい

透明に輝く海がグラスに反射する
美しい君がその中にいる


グラスを割らない僕をどうか許して欲しい